藤田ニコルのレベルまでいける?変わったものを食べてみたい人
フジテレビ系バラエティ『有吉弘行のダレトク!?』のコーナー「キモうまグルメ IN THE WORLD」で、クモや爬虫類など、気持ち悪い食材を食べる姿で好感度を上げている藤田ニコル。
国や地域によって、さまざまなものを食べる文化はあるが、馴染みのない変わった食材は「ゲテモノ食い」などと呼ばれることも。
しかし新たな味覚を求めて、積極的に変わった食材にチャレンジする人も存在する。
しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,400名を対象に「変わった食材が食べてみたいと思う」人の割合を調査した。
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■3人に1人以上が
全体では35.7%が「食べてみたい」と回答。3人に1人以上が、変わった食材に興味があるとわかった。
男女別で見ると男性は34.7%、女性は36.8%でわずかながら女性の方が、食への好奇心が大きいようだ。
性別・年代別で比較してみると
20代男性の26.5%が最も低く、同年代女性の38.6%とは12.1ポイントの差が出た。
20代男女で珍しい食材のあるレストランへ行った際には、女性がチャレンジングな料理をオーダーしても、男性が「断固拒否!」というケースが発生しそう。
テーマパークの絶叫マシンで、大はしゃぎの女子に対し、ヘタレな姿をさらす男子――に近い展開が見られるのかも。
また、50代女性と60代男女はいずれも40%前後と高く、年を重ねて保守的になるのではなく、食に関する好奇心は衰えないようだ。
そして年収別で見てみると
年収に比例して割合が上がり、1,000万円以上では45.7%。300万円未満の34.7%とは、11ポイントも差が開いた。
蜂の子やイナゴの佃煮くらいでは「変わった食材」とは言い難く、「食べたことがない」レベルの珍しい食材となると、希少な食材であったり、現地に行かないと食べられなかったり、輸入食材といったケースもある。
「食べてみたい」を実現するには、ある程度の経済的な余裕も必要なのかもしれない。
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■食の勇者の会
実際に「変わった食材を積極的に食べに行く」という人に話を聞いてみた。
「アジアに旅行へ行くのが好きで、韓国や台湾などへはちょくちょく行きます。国内でもちょっとディープな中華料理のお店では、カエルは普通にありますし、蚕とか猿の脳ミソとかも食べられるお店はありますよ。
世界中の全ての食材を食べてみることは不可能でしょうけど、生きているうちにできるだけ、いろんなものを食べたいですね」(30代・女性)
「昔は『お金を払って、虫とか食べるなんて』と思っていましたが、一時期ジビエにハマって、その延長線上で変わった食材を食べに行く人たちと交流を持つようになりました。周囲の人からは『食の勇者の会』と、勝手に呼ばれています。(笑)
美味しいものもありますが、“正直、味は微妙”みたいなものがたくさんあります。それでも食べたいのは、好奇心を満たすことが一番。その次に、なんと言っても話題になるということです。もちろん『気持ち悪い』と言われることもありますが、食べ物の話題って盛り上がりやすいので、そういう点でもいいですよ」(40代・男性)
一部の虫などのほか「原形を留めているものは、ちょっとキツイときがあるかも」とのことだが、レストランなどで出てくる範囲であれば、藤田ニコルが番組で食べるレベルではないので、ちょっと勇気があれば食べられるとのこと。
もしも珍しい食材の料理を見かけたら、物怖じせずにぜひチャレンジしてもらいたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~60代の男女1400名(有効回答数)