落とし物を拾った人から電話の要求 「制度の悪用」批判に嘆きも
「落とし物を届ける人が減るのでは?」という指摘も
誰しも一度は、財布や定期券などを落としてしまったことがあるだろう。そんなとき、親切な人が交番に届けてくれていたら「助かった」という気持ちになるものだ。
だが、見知らぬ人同士が間接的とは言え接点を持つだけに、ときには問題が起こることもあるようだ。
■拾った人物から電話の要求
ツイッターユーザーのwhat.a(@AWhata83063702)さんの投稿。先日落とし物をしたところ、警察から連絡があり受け取りに行ったら1枚の紙を渡されたという。
「拾得者へのお礼の電話について」と題された紙には
・取得者はお礼を辞退しているものの、お礼の電話を希望されているためすみやかに連絡をとり、お礼の言葉を伝えること
・もし連絡がない場合、氏名・電話番号を相手に伝えることになること
が記されていた。
落とし主の女性は個人情報を出さないために公衆電話でかけたが相手は出ず、結局携帯で連絡したところ
「どんな人か会いたかった」
と言われ怖い思いをしたという。そして、「この制度悪用する人がいると思うのですが、警察の対応は正しいでしょうか?」との言葉で投稿を締めくくった。