陰湿すぎてムカつく! 実際にあった「職場イジメ」エピソード3選
会話はメール、存在を消す…経験者に聞いた職場での陰湿なイジメエピソードが悲惨すぎる
イジメは卑劣な行為であり、絶対に許されるべきではない。しかし、現在でも学生を中心に横行している現状があり、社会問題化している。
一般的にイジメと聞くと、学校という閉鎖された社会と子供独特の幼い感情が原因で行われているイメージがあるが、じつはそうではない。社会に出たあとも、職場内で陰湿なイジメを行う人間が存在しているのだ。
そのような経験を持つ人は、どのくらいいるのだろうか?
■職場でイジメを受けたことがある?
実態をつかむべく、しらべぇ編集部では全国の20代〜60代の会社員経験者899名に、職場でのイジメについて調査を実施。
結果、「イジメを受けたことがある」と答えた人は、全体で25.8%。性世代別に見ると、50代女性の割合が高く、33.3%となっている。同年代の男性と比較すると、大きな差がついた。
50代女性の若い頃は、ちょうど男女雇用機会均等法が施行された時期。男性から「なんでお前が?」「女のくせに偉そうだ」などと虐げられた人が多いのかもしれない。
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■陰湿な職場イジメ3選
職場でイジメられたことがあるというSさんに、どのような行為を受けたのか聞いてみた。
①昼食時に取り残される
「それまで一緒に昼食をとっていた職場の人が、突然自分を置いて食事に行くようになりました。それに比例して、口をきく回数も減り…。兆候がなかったので、ビックリしましたし、ショックでしたね。
誰かが私を『孤立』させ、『仲間はずれ』にしたかったんでしょうけど…。いじめの入り口って感じ」
②露骨に存在を消される
「とにかく、露骨に存在を消されるようになりました。会議などでも自分の発言権だけ奪われていたり、出席したのに記事録に名前が記載されていなかったり…。
平気な顔をしていましたが、結構傷つきます。そうやって、窓際に追い込んでいくんです。上司が率先していたので、誰も助けてくれませんでした」
③近くにいるのにメールでの会話のみ
「仕事の連絡事項なども、以前は口頭だったのに、近くにいるのに会話はすべてメールでの連絡事項のみ。それがほぼ全員ですからね。精神的におかしくなりそうでした」
Sさんは結局露骨「職場イジメ」に疲れ、退職してしまったそう。また、原因については、覚えがないという。あなたにも突然、そのような事態が降りかかる可能性がある。
イジメはどこで、誰が行おうとも、人の尊厳を踏みにじる卑劣な行為。もし「職場イジメ」をしているのなら、即座にやめてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国20代~60代の会社員経験者899名(有効回答数)