小林麻央さん、最期の言葉は「愛してる」 34年の生涯を振り返る
フリーアナウンサーで市川海老蔵の妻・小林麻央さんが逝去。34年の輝かしい生涯を振り返る。
■病魔に少しずつ冒される
しかし、病魔は少しずつ麻央さんの心身を蝕んでいたようだ。 昨年11月3日に公開した「疲れる」というエントリーでは、「生きたい。もっともっと思い出をつくりたい」という強い気持ちを吐露していた彼女。
しかし、12月に入ると数日間ブログの更新が途絶えてしまう。ファンから寄せられた心配の声に対し、海老蔵は自身のブログで
「闘病とは休みではない、戦っているのです。私のような健康な人間は休めば元気になりますがまおの場合はそうはいかないのです。日々戦っていてブログの更新も大変な日もあるんです」
などと説明。ファンの間では、心配が広がっていた。
また、今年5月21日には「痩せる」と題されたブログを公開。「私が恐れていた姿に近い身体が写っていて、一瞬衝撃を受けたあと、泣いてしまいました」と、朝、着替えるときに鏡を見たエピソードが綴られていた。
関連記事:海老蔵、長女と100均デート 落ち着いた様子に「麻央ちゃん思い出す」の声
■『NEWS ZERO』で人気キャスターに
大学在学中に『恋のから騒ぎ』(日本テレビ)に出演し、芸能人生を開始した麻央さん。多くのアナウンサーを擁する芸能事務所『セント・フォース』に所属し、キャスターとして歩み始めた。
『めざましどようび』(フジテレビ)のお天気キャスターを務めた後、『NEWS ZERO』(日本テレビ)のサブキャスターに就任。その恵まれたルックスと持ち前の知性、優しい雰囲気で多くの支持を集めた。
2010年に海老蔵と婚約すると、梨園の妻の仕事に専念。長女・麗禾(れいか)ちゃん、長男・勸玄(かんげん)のふたりの子宝にも恵まれ、その良妻賢母ぶりは、度々話題になるほどだった。