高知県が誇る洞窟『龍河洞』に2Lサイズ男子が入った結果…
日本に存在する代表的鍾乳洞のひとつ「龍河洞」。幻想的で神秘的な世界を体験できるとともに、「冒険コース」ではアクティビティも。そんな洞窟にSサイズ記者と2Lサイズのカメラマンが突入しました。
■調子に乗って遅れると…「静寂の世界」
序盤こそ比較的歩きやすいところが続くが3分の1を通り過ぎた辺りで変化。狭い道を通ることが増えてくる。ここまで来ると手をつかないわけにはいかず、場合によっては這って進むことも。
「10年前に比べて15キロは増えた」と語るNカメラマンも例外ではない。体勢を変えつつ、ゆっくりゆっくり進んでいく。
洞窟の中で男性の大きなお尻の進捗を見守る……東京ではまず経験できないであろう不思議なシチュエーションの中、待つしかなくなった記者は写真をパシャリ。
彼と比較して、楽に通り抜けられるであろう自分の様子を写真におさめる。
しかし、これがが思わぬ事態を招く。手袋を外してスマホを操作している間に、先のふたりが思いの外先まで進んでしまったのだ。複雑に曲がっている洞窟の中、当然彼らの姿は見えず、声も聞こえない。まさに静寂の世界である。
「これが無音なのか……」と生まれて初めての感覚に戸惑いつつ、立ち尽くす記者。地下鉄とは比べ物にならないほどの「地球の内部にいる」不思議な感覚を味わった。
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■謎の生物との会遇
洞窟内にはコウモリをはじめとする100種類以上の生物が存在する。取材を行なった3月初頭の時点では冬眠中のため彼らの姿は見つけられなかったが、面白い生物を他に発見。
その名も「カマドウマ」。ガイドさんによると、この「カマドウマ」は長きにわたって暗闇の中で生きてきたため視力が低下し、ほとんど見えていないのだとか。そんなことはさておき、かなり気持ち悪い。
その後、いくつかのスポットを通過し、「冒険コース」を無事ゴール。1時間強の旅だったが、身も心も満足だった。