マクドナルドのローストビーフが「ハムではないか」と話題 本当か確かめてみた
マクドナルドが8月9日から提供している『東京ローストビーフバーガー』にハムが使われているというウワサが
■こだわりのあるバーガー
結果的には東京ローストビーフバーガーはハムサンドではなかったし、ソースもポテトと山わさびを使用していたりとこだわりのあるものだった。
脂身の多いローストビーフを使用しているサンドと比較してダメだと言っているメディアもあったが、このサンドは脂身の少ない部位を使用するのが正しい。
なぜならパティに脂が多いので、ローストビーフまで脂身の多い部位を使用しているとしつこくなってしまうため、あっさりした脂の少ない牛肉が適しているのだろう。
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■マクドナルドのジレンマも感じる
ここからは記者の個人的な評価だが、東京ローストビーフバーガーは以前に出た『グランシリーズ』とくらべると、味のインパクトは弱い。
バゲット風のバンズにしているため通常のバンズのやわらかさもなく、バゲットのしっかりした噛みごたえもない中途半端な仕上がりに。
ただ、ある程度全年齢が食べられる食感や風味にしないと、多くの人が食べるバーガーなだけに商品化は難しいのだろう。
マクドナルドのこだわりも感じつつ、大規模チェーンのジレンマも感じる『苦肉のバーガー』といった印象を受けた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)