漫画原作の舞台『四月は君の嘘』が開幕 安西慎太郎らが語る2.5次元の魅力とは

立体的な舞台を演者たちが所狭しと走り回り、ピアノとヴァイオリンの演奏が演技と合致した新感覚劇

2017/08/24 14:00


『月刊少年マガジン』に連載されていた漫画が原作で、24日から幕が上がる舞台『四月は君の嘘』。

前日23日に最終通し稽古が行われ、主演の安西慎太郎(23)、松永有紗(19)、河内美里(19)、和田雅成(25)、山下永夏(22)、横井翔二郎(26)が駆けつけた。 


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■意気込みを語るキャスト陣

(左から、横井翔二郎、和田雅成、安西慎太郎)

「原作のある舞台劇。だから原作ファンの人たちにも納得のいく出来の作品となるよう稽古を繰り返してきた。後は全力を出すだけ」と、キャスト全員の想いはひとつだ。

和田雅成は、「高校野球も熱い。ぼくたちも負けないぐらいの熱さをこの作品で発揮したい」と語る。

(左から、松永有紗、河内美里、山下永夏)

「どんなに頑張ってきても本番直前の緊張も増すばかり。それでも全力で走るしかない。全力で頑張りたい」と全力を繰り返す女性陣。表情にもほんのすこしの強張りを感じる。

繰り返された「全力」の言葉は自分たちに言い聞かせるようなニュアンスもあったような。


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■キャストが語ったキャラの印象や稽古

今回の舞台では、ピアノとヴァイオリンの生演奏も。役者たちは、奏者と呼吸を合わせるのに苦労したという。

実際に音を出すわけではないが、安西や山下、横井はピアノを、松永はヴァイオリンを演奏する演技がある。楽器に触れて、音に合わせた演技を稽古していくうちに、それぞれがその楽器への愛着を持っていったことを語っていた。

普段触れ慣れていないので苦戦したのは河内もそうだったと語る。彼女の演じる澤部椿は楽器を演奏するキャラではなく、ソフトボール部の強打者。

なので、稽古の間はバットの素振りを頑張ったそうだ。甲子園の球児たちの動きも研究していたようだ。舞台では大振りを披露するシーンがあり、様になっていた。

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■衣装替えにひと苦労も
マンガ舞台取材実写化
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