ローラ、保健所から「新しい家族」を迎える 尊い行動に感謝の声も
保健所から、1匹の子猫を家族として迎えたローラ。愛情溢れる投稿の数々には多くの反響が
各所で様々な取り組みが行われているものの、大きな社会問題の1つとなっている「ペットの殺処分問題」。
そんな中、モデルでタレントのローラが、1匹の猫を新しい家族として迎え入れたことをインスタグラムで報告。猫と弄れる微笑ましい動画と共に、「殺処分問題」に言及し、多くの反響が寄せられている。
■保健所から預かった猫を「家族」に
24日、ローラは自身のインスラグラムにて1匹の猫を新しい家族として迎えたことを報告。
https://www.instagram.com/p/BaoDqiHBiI4/?taken-by=rolaofficial
「ウニ」と名付けた猫と弄れる微笑ましい動画に、彼女はウニを迎えた経緯と、深刻な社会問題に対するコメントを添えた。
「保健所から新しい家族をあずかりました。なまえはウニちゃんです。これからもよろしくね! 保健所に預かられる猫はその日から3日〜1週間、誰も引き取らなかった場合は、殺されてしまうの。たくさんの子達が幸せな家族のもとにいきますように」
ローラはやわらかい表現を用いながらも、保健所に引き取られた動物たちのあまりにも残酷な現状を訴えている。
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■「命を買うことがないように…」多くの反響
ローラは、20日より『UNI』というインスタグラムのアカウントを開設。そこには、今回迎えられたウニと、以前から彼女と共に生活しているペットたちの愛らしい写真や動画の数々が。
https://www.instagram.com/p/BactE8mBxvb/?taken-by=uni_dango
こちらの投稿には、ペットショップではなく保健所にいた猫を預かった、という彼女の行動に感銘を受けたユーザーから、多くのコメントが寄せられている。
・ローラみたいな発信力のある子が、殺処分について広めてくれるの嬉しいです…。生体売るペットショップが無くなればいいなぁ。ローラもウニちゃん達も幸せに
・うちの猫も保護した子です。ウニちゃんローラママと出逢えてよかったね。元気に大きくなるんだぞ〜
・命を買う時代が早くなくなりますように。ローラちゃんありがとう
影響力のあるローラが「保健所から猫を迎えたこと」を堂々と発信したことについて、愛猫家などから感謝の言葉も。
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■「衝動でペットを購入」若年層に多い?
現代の日本では、「ペットショップでペットを購入する」ことが定着してしまっている。その中で計画性もなく衝動的にペットを購入してしまった人はどの程度いるのだろうか。
しらべぇ編集部が全国の犬・猫をペットショップで購入したことがある男女452名を対象に調査を行ったところ、20~30代が高い割合を占めた。
生まれながらにして、ペットショップで手軽にペットを購入できる環境にあることも、多分に影響していると言えるだろう。
ウニは、ローラと出会えなければ殺されてしまっていたかもしれない命。人間の身勝手な理由で、尊い命が無残にも奪われている現状に、改めて考えさせられる。
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(文/しらべぇ編集部・もやこ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の犬・猫をペットショップで購入した人452名(有効回答数)