『ドクターX』手術が嫌で…海老名先生の行動に「姑息すぎる!」の声
『ドクターX』シーズン5の第8話が30日に放送。遠藤憲一演じる海老名先生の姑息な工作が「かわいい」と話題に。
30日、米倉涼子主演ドラマ『Doctor-X〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)第5シーズンの第8話が放送された。
永山絢斗演じる若手医師・西山に焦点が当てられる一方で、癒やしキャラの海老名(遠藤憲一)の驚きの行動にも注目が集まった。
■大門未知子、内神田を怒らせクビに
元大臣秘書官・八雲拓哉(林家正蔵)が「東帝大学病院」が入院してくる。
彼はとある大学病院の補助金不正使用を、厚労省が長きにわたて隠蔽してきた事実を告発した今話題の人物。根治手術が不可能な肝外発育型肝細胞がんであると診断された結果、正義を貫いて死のうと考えたよう。
彼を利用して病院の宣伝につなげようと、蛭間院長(西田敏行)は画策。カンファレンスが行われると、大門未知子(米倉)が執刀医に決まることに。だが、その際、若手外科医の西山直之(永山)が執刀医に立候補する一幕も。
しかし、ここに来て大きな問題が発生。じつは八雲が告発した人物らは蛭間にとって頭の上がらない「日本医師倶楽部」会長・内神田景信(草刈正雄)の友人だったのだ。
内神田に失礼な対応を未知子が取っていたこともあり、執刀医は海老名外科部長に変更され、未知子は病院を解雇されてしまう。
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■西山に隠された秘密とは
そんな折、医局内に告発文が撒かれる。そこにはこれまで困難な手術を成功させてきたのはすべて大門未知子であり、マスコミにリークされたくなければ八雲の執刀医を未知子に変えろというものだった。
すると、西山が突然オペを始める。困惑する周囲に対し、上からの許可は出ていると語る西山。しかし、難易度の高い手術はうまくいかず、助手で入った未知子に尻拭をしてもらう羽目に。
オペ後、西山は自分が内神田の子供であること(内神田は彼の存在を知らなかった)、それをバラさない代わりに八雲の執刀を許されたことを明かす。
彼はもともと大組織の中、当たり障りなく生きていくつもりだったが、未知子に出会い、彼女のような外科医になりたいと思うようになったと語る。
そして未知子は、医者にとって次があっても患者にとって次はなく、故に医者には失敗が許されないと、西山の態度を厳しく指摘するのだった。