米国の竹垣職人が初来日! 憧れの達人から学ぶ技に視聴者感動
竹垣作りの匠の真髄に迫る
■竹の伐採にも挑戦
職人が作業している真竹の竹林にも出向くと、マークさんは「こんなにキレイな竹林を見たのは初めて」と驚く。
竹は育って3年目が切り頃だが、竹は隣同士で支え合う習性があるため、支えとなる竹は切らないようにする。
竹の伐採ひとつにも修業が必要で、見習いは刃物を持たせてもらえず、ずっと先輩が切った竹を運びながら、どんな竹を切っていて、どういう方向に倒すかを学ぶ。
今回は経験と体験のために、特別に切らせてもらい、マークさんは「こんなに早く切らせてもらえて、ありがとうございます」とお礼を述べた。
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■京都東山のホテルにある竹垣を鑑賞
次の日、三木さんが手がけた京都・東山にあるホテル『フォーシーズンズホテル京都』の長大な竹垣を鑑賞。千本以上の竹を使った、100メートルにも渡る竹垣だ。
2種類の竹垣を縦につなぎ合わせて、長い竹を使っているように見せる。高さはかなりあるのだが、圧迫感は感じない。一手間加えることで、より味わいものに仕上げるなど、テクニックを伝授された。
あっという間に終わってしまった。いつもいつも本当に感動させられる。
マークさんの竹垣に対する熱い思い、三木さんのおもてなしの心づかい、職人技で感涙してる。— ホッチェケス (@hocchekes) December 4, 2017
「竹垣にはおもてなしの心が込められている」と感心するマークさん。今後の竹垣作りに役立つ技術や心意気をたっぷり吸収したようだ。
日本の伝統が、世界に伝播していくのは嬉しいもの。マークさんの作る、美しい竹垣に期待したい。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)