「不育症」で流産を繰り返し… ドラマ『コウノドリ』の繊細な心の描写に視聴者号泣
流産を繰り返し、深い悲しみに暮れる夫婦。繊細な心の描写に多くの視聴者が涙。
妊産婦を取り巻く環境や、その心情を細やかに描き「生命誕生の奇跡」について改めて考えさせられるTBS系ドラマ『コウノドリ』。
8日放送の第9話では、3度の流産を経験し「不育症」に悩む夫婦にスポットが当てられた。深い悲しみに暮れる夫婦に、産科医の鴻鳥サクラ(綾野剛)や助産師の小松(吉田羊)たちが真摯に寄り添う。
■3度目の流産…悲しみに暮れる夫婦
診察の前に顔を見合わせるサクラと小松。診察に訪れたのは、過去に2度の流産を経験している妊婦・篠原沙月(野波麻帆)と夫(高橋光臣)。
神妙な面持ちでサクラが内診を行うと、妊娠中の赤ちゃんの心拍が確認できず、沙月は「3度目の流産」を告げられてしまう。この現状に沙月は自ら「不育症」を疑い、検査を受けることを決断。
一方、ガンを患いながら能登で産婦人科医を続ける四宮の父(塩見省三)が再び倒れ、産科医の四宮(星野源)は能登へ急行。父の病室を訪れると、父が担当していた妊婦の容態が急変したとの連絡が入った。
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■四宮緊急カイザー、4度の目の妊娠
妹(相楽樹)の制止も聞かず「俺が手術をする」と言い張る父。その状況に四宮は緊急カイザーを買って出る。無事、手術を終えると父は「まだまだ、お前には負けんぞ……ありがとな」と四宮の手を固く握った。
一方、沙月の不育症の検査の結果は全て正常という結果に。「原因がわからない」ことに戸惑う篠原夫婦に対し、サクラは「出産できる可能性がある」ことを説明。
サクラからの言葉に、沙月は緊張の糸が切れたように泣き崩れ「妊娠することが怖い」という心情を吐露。
その後、夫やサクラたちのサポート受けながら沙月は4度目の妊娠を果たし、初期の検診において経過は良好。彼女に再び笑顔が戻っていった。