食米作りをやめて酒米『一本〆』を自社栽培 優しい食中酒は地元の名物も引き立てる
恩田社長は、東京農大で学んだ「蔵元杜氏」のはしりでもある。
① 『舞鶴 鼓 <鶴と油揚げ>』
アルコール度数15%、精米歩合68%。栃尾の油揚げに合うように設計で造られた。比較的甘口な同社のお酒の中にあって、油揚げの油分を流してくれるように、やや辛口のお酒になっている。
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② 『舞鶴 鼓 純米大吟醸』
アルコール度数18%、自社栽培の一本〆を40%まで磨いて、きれいに仕上げた、甘く、ふくらみのある酒。
③『純米酒 鼓 <88>』
アルコール度数18%、精米歩合88%のほとんど磨かない酒。88%という数字は米の字、八八から来ている。自社栽培している一本〆を使用し、米本来の味がある。
最近は、吟醸系より人気という。おすすめの飲み方はぬる燗。
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(取材・文/Sirabee編集部)