『アンナチュラル』で座間の事件を連想 脚本家「もっと前に放送されていれば」

座間市の事件と酷似する事件内容に、脚本家の野木亜希子氏がツイッターでコメント

2018/01/20 07:30



■「座間の事件彷彿」ネット騒然

昨年、神奈川県座間市のアパートで男女9人の遺体が発見された事件と、2話で扱った内容が酷似していることから、事件の全容が明かされると同時にインターネット上は騒然。

座間市の事件との関連性を探る声が相次いでいる。

https://twitter.com/xz_kf/status/954352445475270657

2話のラストには、火葬場にまで押しかける週刊誌記者らの姿が。「被害者の子がかわいいんだよ」などと不謹慎な台詞もあり、「マスゴミ」と称される場面も。

座間市の事件でも、ご遺族の訴えを無視した実名報道などが問題視され、事件の余波までも書かれた脚本に再び「鳥肌が立った」という声も。


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■脚本家・野木亜希子氏がツイッターでコメント

第2話の放送後、同作の脚本を担当する野木亜希子氏が座間市の事件との関連性についてツイッターでコメントを投稿。

第2話の脚本が書かれたのは昨年の7月頃であり、直後に類似した事件が報じられたことを受けての複雑な心境も明かしている。

「もしこのドラマがもっと前に放送されていたら…」

野木氏の言葉と、第1話でミコトが訴えていた「死因を究明することは、未来の誰かを救うこと」であるとのメッセージが胸に刺さる。

重いテーマが心に訴えかけてくる同作。次回の第3話はではミコトが法定へ。「99.9%の有罪率」を覆せるのか…どこかで聞いたことのあるフレーズに、様々な期待が高まる。

《これまでに配信した『アンナチュラル』記事一覧はこちら

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(文/しらべぇドラマ班・もやこ イラスト/みかごろう

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