地元上越で絶大な人気を誇る『能鷹』 酒飲みに愛される秘密を田中酒造に探る
創業370年を超え、辛口の日本酒にこだわる直江津の酒蔵。
■1県1蔵参加、話題のプロジェクトにも新潟代表で
ところで、2017年、松本零士が新作「戦国のアルカディア」発表とともに立ち上げたがプロジェクト「名将銘酒47撰」をご存知だろうか。
そのタイトルから想像する通り、47都道府県を代表する武将を取り上げ、その県の日本酒&酒蔵とコラボする、というものだ。各県から参加できるのはたった1蔵。その新潟代表には田中酒造が決定。11月6日に出陣を果たした。
新潟県の誇る名将・上杉謙信公をラベル絵とした『純米大吟醸 能鷹〜上杉謙信ラベル〜』。
他には、山形県・楯の川酒造『純米大吟醸 直江兼続』、宮城県・角星『金紋両国 伊達政宗』、高知県・酔鯨酒造『特別純米酒 酔鯨 坂本龍馬』、栃木県・第一酒造『純米吟醸酒 徳川家康』など。
それでは蔵元推薦のお酒を紹介しよう。
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①『能鷹 杜氏魂 大吟醸』
「越淡麗」を40%に磨いて使用。越後杜氏入魂の逸品。大吟醸らしい力強さを持ちながらも淡麗で旨口。気品ある香りは冷酒で冴える。
② 『能鷹 特別純米』
「五百万石」を精米歩合55%で使用し、芳醇な香りと濃醇な味わいが特徴。日本酒度+7,酸度2とスッキリとした口当たりの良さも持つ。
③ 『能鷹 黒松 本醸造』
原料米は「五百万石」と「こしいぶき」。毎日飲めるスッキリ辛口酒で、蔵の看板商品になっている。料理を選ばず、冷やで良し、燗でさらに良し。
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(取材・文/Sirabee編集部)