平昌冬季オリンピックが9日開幕! 思い出される過去の感動シーン3選
9日に開幕する平昌オリンピック。開催することを知らない人も…?
9日から、韓国で平昌冬季オリンピックが開幕。世界から集まった「冬のアスリート」たちが、金メダル獲得に挑む。
地元では開幕を前に盛り上がりを見せているようだが、日本ではいまいちとの声も。なかには、「オリンピックが開催されることを知らない」人もいるのだとか。
■平昌五輪が開催されることを知っている?
しらべぇ編集部では全国の20代〜60代の男女1,344名に、平昌冬季オリンピック開催の認知度について調査を実施。
結果、「開催されることを知っている」と答えた人は、全体で68.5%。やはり多くの人が、平昌冬季オリンピックの開催を知っている。
ただし年代別で見ると、20代は52.4%と低め。60代の82.5%と比較すると、30.1ポイントの差がついているのだ。「若者の五輪離れ」とまではいえないが、20代は平昌オリンピックへの注目度が若干低いよう。
しかし、過去の大会でも、開催前は認知率が低くとも、実際に始まればそれなりの盛り上がりを見せており、今回もそうなる可能性が高い。「若者がオリンピックに興味がない」と考えるのは、早計かも。
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■冬季五輪の感動シーン3選
これまで長きに渡り開催され、人々に感動を与えてきた冬季オリンピック。スポーツに詳しいSさんに近年の「金メダル獲得の感動シーン」を挙げてもらった。
①長野オリンピック・男子ジャンプ団体
「長野で金メダルを獲得したシーンです。前回のリレハンメルオリンピックは金メダル確実と言われていましたが、原田選手のミスで銀メダル。しかし、この大会でリベンジを果たしました。
原田選手は長野でも1回目を失敗するのですが、2回目に大ジャンプ。ほかのメンバーも安定した力を見せます。
そして最後を船木和喜選手が締めて、金メダル。涙を流す原田選手の姿は感動しました」
②トリノオリンピック・女子フィギュアスケート・荒川静香選手
「トリノオリンピック・女子フィギュアスケートで荒川選手が獲得した金メダル。上体を大きく反る『イナバウアー』は美しく、当時真似する人が続出するほど。
同大会は日本人選手が大苦戦しただけに、金メダル獲得の感動は大きなものがありました」
③ソチオリンピック・男子フィギュアスケート・羽生結弦選手
「羽生選手がソチオリンピックで、日本人男子選手として初めてフィギュアスケートで金メダルをとったシーン。完璧な演技で世界の頂点に立った姿は、感動の一言でした。
宮城県仙台市出身で、東日本大震災を経験した羽生選手が金メダルを獲得したことも、日本に『勇気』を与えてくれたと思う」
日本人に多くの感動を与えてきた冬季オリンピック。平昌ではどのようなドラマが生まれるのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の男女1,344名(有効回答数)