徳島県の巡査2名が試験でまさかのカンニング 「警察官にあるまじき行為」と怒りの声
徳島県の警察学校で巡査2名が答案用紙を見せ合うカンニング。その代償は重いものに…。
警察官は一般市民を取り締まることができるだけに、品行方正な行動が求められる。しかし、昨今は警官による犯罪が多々発生。
そのたびに、「どうしてそんな人間を警察官として採用したんだ」「警察も信用できない」など、一般人から不満や疑問の声があがり、信頼も揺らいでいる。そんな中、またもありえない不祥事が発生した。
■巡査が試験中にカンニング
不祥事を起こしたのは徳島県の男性巡査2名。今年12月、警察学校で行われた試験中、隣同士にいた2人が、答案用紙を見せ合っていたのだという。
試験後、その様子に不信を感じていた教官が、行動について確認。警察官の目は鋭く、嘘で切り抜けられないと察したであろう両巡査は、カンニングを認めた。ちなみに、両名は試験前に「見せ合う」ことを約束していたという。
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■代償は重いものに
「出来心」でカンニングをしたのだろうが、代償は重いものに。巡査2名には「所属長訓戒」の処分が下され、その日のうちに両者とも依願退職することになったのだ。
その行為は幼稚でモラルを欠いた行為といわざるをえないだけに、「居づらく」なってしまったのかもしれない。評価や成績を上げたいという気持ちもカンニングに至った動機の1つだったものと思われるが、それが仇となり、逆に職を失ってしまうことになった。