4人で歯磨き 『anone』同居展開に「カルテットみある」の声
広瀬すず、阿部サダヲ、田中裕子、小林聡美が並んで歯を磨くシーンに「カルテットと同じ!」の声。
広瀬すず主演・坂元裕二脚本のドラマ『anone』(日本テレビ系)が7日に第5話の放送を迎えた。
ニセ札を通じて出会った4人の、話は噛み合わないが心は噛み合う、そんな不思議な共同生活が始まることに。
■これまでの『anone』
天涯孤独な少女、「ハズレ」こと辻沢ハリカ(広瀬)は大金の入ったバッグを探しに行ったことをきっかけに林田亜乃音(田中裕子)と知り合い、彼女の夫が以前経営していた印刷工場で清掃のバイトすることになる。
一方、医者から半年の余命宣告を受けて店を畳もうとしていたカレー屋店主・持本舵(阿部サダヲ)は青羽るい子と意気投合し、死に場所を探す旅に出る。
その最中に2人は亜乃音が持っていた偽札を大金だと勘違い。さらにハリカを娘だと勘違いして誘拐するが、そこに舵の幼馴染である西海(川瀬陽太)が登場。ハリカたちに拳銃を突きつけ身代金を要求するが、るい子がすり替えて奪って行ってしまう。
しかし、るい子もそれを誰かに盗まれてしまうことに。頭を下げようと舵に言われて亜乃音の元を訪れるが、亜乃音は法律事務所に勤めていることなどを理由に警察への自首などを断る。
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■奇妙な同居生活スタート
行き場のないるい子と舵を亜乃音は受け入れ、ハリカとともに四人の奇妙な共同生活が始まる。
年齢、性別、生い立ちなど色々と異なる4人だが、同じご飯を食べ、会話し、セミ柄のパジャマをめぐってワタワタしているうちに、疑似家族になっていく。
とくにハリカが集中治療室に入った彦星(清水尋也)の様子を見に病院に行き、亜乃音に今日は帰れないと告げたシーンでは、亜乃音から
「そっち行けないかもとか、明日行くかもとか言ったけど、ここはもう行くところじゃないからね。ここはもうハリカちゃんが帰るところだからね」
との言葉をかけられるという感動的なシーンも。このようにして、ニセ札から始まった「嘘」の関係が、次第に「本物」になっていく。