貧乏人は人生を損している? 「子供がかわいそう」との声も
貧乏は人生を損している? お金に関する価値観を調査したところ…
「あともう少しお金があれば…」「裕福な家に生まれていれば」と、お金がないことを苦しんだ経験は、大なり小なり誰にもあるはずだ。できるなら貧乏じゃないほうがいい、と考えるのが自然だろう。
しらべぇ編集部は全国20~60代の男女1,353名に「貧乏というだけで人生を損しているか」について、意識調査を実施した。
■若い男女で意識の差が
その結果、「そうだ」26.8%、「どちらかといえばそうだ」41.3%、「あまりそうは思わない」22.8%、「そう思わない」9.1%。
「損をしている派」は68.1%と多数派だった。男女・年代別で比較すると…
男性が65.3%、女性が70.9%と、女性が5ポイントほど貧乏について損を感じる傾向にあることがわかった。
特筆すべきは2、30代の男女の意識の差だ。20代では、男性が57.6%で女性が71.4%と14ポイントの差がある。30代でも14ポイントほど女性のほうが「貧乏は損」と感じているようだ。
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■貧乏は「買えない」しかない
しらべぇ取材班は実際に話を聞くことに。
「欲しいものがあったときに、お金持ちは『買わない』という選択がありますが、貧乏だと『買えない』しかないため、明らかに損でしょう。
子供が生まれても、できるなら好きなものを買ってあげたいし、習い事だってさせたい。貧乏は悪いことではないですが、損はしていると思います」(30代・女性)
「貧乏なことで贅沢はできないですけど、結婚とか子供を望まなければ普通に暮らすことができるし、娯楽だってお金をかけないものだって楽しいし、極端を言えばパソコンと月額制動画サービスさえあれば満足なので、損とは思わないです」(20代・男性)
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■ニートの8割は貧乏に厳しい?
「貧乏は人生を損している」と回答した人の特徴をまとめると…
「ニートを自覚している」と回答した人の多くが「貧乏は損」と感じているようだ。たしかにニート生活を送るにはお金は不可欠だろう。
また、「理性より感情を優先」「非リア充」も同様に8割を超えている。
もちろん、裕福かどうかで人生の幸せが決まるわけではない。とはいえ、お金があることで生活に余裕が生まれるのもまた事実。少なくとも、世間の多くの人は貧乏を嫌がっているようだ。
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(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)
対象:全国20代~60代の男女1353名(有効回答数)