私の記憶と違うんだけど… 「美化されていた思い出」エピソード3選
昔の恋人に初恋の人、懐かしの味…素晴らしいはずの思い出、美化されてない?
「あの時は良かったなあ…」
昔を思い出しては、しみじみ考えてしまうことがあるだろう。しかし、冷静に考えてみると、美化されているだけのことも。
■半数以上は「思い出なんて」
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,357名を対象に「思い出」について調査したところ、全体の57.0%は「美化されていると思う」と回答。半数以上の人はそう感じているのだ。
性年代別で見てみると、やはり60代がもっとも高い割合に。
20年、30年と生きていく中で「学生時代は最高だった…」「俺の若い頃は…」と、いい思い出だけが残っているからだろうか。
では、いったいどんな時に「思い出が美化されていた」と実感するのだろうか。
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①同窓会
「地元で、中学校の同窓会が開かれることに。十数年ぶりに会う友達、そして初恋の人。もう楽しみすぎて! キラキラした彼との思い出に浸りながら当日を迎えました。
でも、実際に会ってみたら、全くときめかず。自分でも、あれ? ってなるほど。帰ってから卒業アルバムを見直したのですが、記憶の中の少年よりも冴えない男の子がそこにいました。美化しちゃってたんですね…」(30代・女性)
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②昔の彼女
「元カノと別れて3年経ち、新しい彼女ができました。でも、今の彼女が家事も仕事もできなくて。
そんなときに、たまたま元カノとの写真をみたら、思い出がブワッと蘇って。美味しい料理、綺麗な部屋、私に任せなって笑う顔。なんで別れちゃったんだろうって友達に愚痴ったら、『元カノと付き合ってた時は、あいつはオカンみたいで嫌だと文句言ってたじゃん』と言われてしまいました。そうだった…」(20代・男性)
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③懐かしの味
「小さい頃によく出前を取っていた、地元の中華料理屋さん。そこのラーメンが本当に大好きで、今まで食べた中で一番美味しかったんです。
でも、久しぶりに食べてみたら、そうでもない。ずっと実家に住んでる弟に聞いたら、特に味は変わってないと。思い出補正がかかっていたのかもしれません」
いい思い出は大切だけれど、そこに固執してしまってはよくない。「あの頃はこんなに良かったのに!」と思ったら、写真やその頃の日記・手帳などを見ながら、冷静に思い出すことも大切かも。
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(文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)
対象:全国20代~60代の男女1357名 (有効回答数)