雛形あきこ、引っ越しを決意した「恐怖のストーカー被害」を告白
菊池桃子のストーカー被害を受け、雛形あきこが自身の被害を告白した。
いまも多くの人を悩ませるストーカー問題。とくに、人気商売で多くの人の目に晒される芸能人の場合、悪質なケースにつながることも。8日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)で女優・雛形あきこ(40)が語った、自身のストーカー被害が反響を呼んでいる。
■帰宅したタイミングで着信
番組では、女優・菊池桃子(49)へのストーカー行為で、元タクシー運転手が逮捕された事件についてとりあげた。菊池は犯人の男について「『怖い』の一言であります」とコメントしていたが、これについて雛形は過去のストーカー被害を語る。
若手時代、雛形が帰宅したタイミングで固定電話が鳴ることがあったという。留守電にしていたため、電話に出ることはなかったが「おかえりなさい」と言わんばかりにタイミングよく鳴る電話に恐怖をおぼえ「どこからか見てるんじゃないか」と引っ越しを決意。「(相手が自分を)見ているからタイミングよくかけてくるんだろうな」と振り返った。
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■ストーカー被害が引退につながることも
雛形の場合は電話のみで済んだが、実際に相手と対峙してしまうケースもある。歌手・本田理沙(46)は、人気絶頂期にストーカー被害で芸能界を引退したひとりだ。
2015年の『ヨソで言わんとい亭』(テレビ東京系)で、ストーカー被害を告白した本田。自宅マンションのエレベーター内でストーカーからナイフで脅され、上半身を下着ごとめくられて胸を触られたことがあったと語っていた。
さらに引っ越し先では、風呂場の小窓から犯人に侵入されたことも。灯りを消した部屋のドアが開き、懐中電灯の光が漏れてきたため、助けを呼んだことで事なきを得たという。いずれも犯人は見つかっていないとのこと。
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■ストーカー被害を経験した人は…
しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1,376名を対象に「ストーカー被害」について調査を実施した結果、全体で約1割にあたる人が「経験あり」と回答した。いずれの年代も女性のほうが経験が多く、20代女性では5人に1人が被害に遭っている。
もしかすると、芸能界だけで調査した場合は、この割合がもっと増えるのかもしれない。
菊池や雛形、本田のケースは表に出ているもので、実際にはより多くの芸能人が被害に遭っているだろう。しかし、イメージの問題があり公表しない場合や、本人だけが問題を抱えているケースもある。
強すぎる愛情も、相手にとっては恐怖につながる。くれぐれも節度をもった付き合い方を考えてほしい。
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(文/しらべぇ編集部・らむたそ)
対象:全国20代~60代の男女1,376名(有効回答数)