人脈も金も消えた! 「ネットワークビジネス」に騙された大学生の末路
お金を稼ぎたい若者を狙った勧誘も増えているようだ。
人脈を生かして商品を広め、勧誘や販売に成功したら、成功報酬としてお金が手に入る「ネットワークビジネス」。
近年は、「ラクして大金が稼げる」と期待させて勧誘するなど、若者が被害に遭うことも多くなっていると言われる。
しらべぇ取材班は、大学時代にネットワークビジネスをしたことがある男性(20代)に話を聞いてみた。
①高校時代の友人からの連絡で始まった
「卒業してから会っていなかった高校時代の友人から、SNSを通じて突然連絡がきて会ったんですが、そこに男性も一緒に来ていて紹介されました。
その男性がネットワークビジネスをしており『芝浦に数億円のマンションを購入した』『働かずに簡単に稼げるんだよ』などと、話や写真を見せられ、興味が出てきて開始したのがきっかけです」
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②登録料や商品購入で数十万円
「最初に登録料や、化粧品などの美容用品を売るネットワークビジネスだったのでダンボール数箱分の商品を購入させられて、30万円近くが吹っ飛びました。
でも紹介者からは『みんな欲しがるからすぐに元が取れるよ』と言われたし、当時はバイトがつらかったので、『これで働かずに、億万長者になれる』と期待していましたね」