子供時代をおさらい 朝ドラ『半分、青い。』放送開始2週間の反響は

2日に放送が開始したNHKの朝の連続テレビ小説『半分、青い。』。前代未聞の演出に驚きの声が上がっている。

2018/04/18 11:00


『半分、青い』

4月2日からスタートしたNHK朝の連続テレビ小説『半分、青い。』。放送開始から2週間が経った今週、ようやく主人公・鈴愛の子供時代が終了し、ヒロイン役・永野芽郁が登場した。

通常朝ドラにおいて、子供時代編はあくまでイントロダクションのようなもの。ゆえに「早く終わってほしい」と思うファンも最初のうちはいたかもしれないが、本作では今までの朝ドラにはなかった展開に惹き込まれた視聴者も多かったようだ。



■第1週・第2週はこんな感じ

岐阜県の梟町に楡野鈴愛(矢崎由紗)という1人の女の子が生まれた。食堂を経営している父(滝藤賢一)と母(松雪泰子)、祖父(中村雅俊)、そして弟に囲まれ、鈴愛はすくすくと育つ。

やがて小学3年生になった鈴愛は、おてんば娘へと成長。同じ日に生まれた男の子・律(高村佳偉人)や鈴愛にちょっかいを出す、不動産屋の息子・ブッチャー(大竹悠義)、洋服屋の娘・奈生(西澤愛菜)たちと毎日楽しく学校生活を送っていた。

そんなある日、鈴愛は左耳の違和感に気付く。病院に行くと、「ムンプス難聴」と診断され、鈴愛は左耳が聞こえなくなってしまう。

しかし、鈴愛は左耳が聞こえないハンディキャップを背負いながらも、懸命に生きていく。


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■異例の胎児からのスタート!

今回、視聴者たちを最も驚かせたのは、幼少期からではなく「胎児」から物語が始まったことだろう。

第1話では、冒頭こそ高校時代の鈴愛が登場したものの、オープニングが終わると鈴愛の両親たちの馴れ初めの話に。腎臓が弱く、子供をつくる気がなかった母・晴が予想外の出産をするシーンでは、胎内にいる赤ちゃんが母に呼びかけるように、永野がナレーションをしていく。

そして、1週目の途中で鈴愛の祖母・蓮子(風吹ジュン)が亡くなり、その後は彼女の語りで物語が進んでいく流れに。

胎児から物語が始まり、しかも胎児が誕生する前に1話が終わってしまうというのは、視聴者にとっても予想できない展開だったはずだ。

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■耳が聞こえなくなる描写がリアル
ドラマNHK朝ドラ佐藤健永野芽郁半分、青い。
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