『コンフィデンスマンJP』石黒賢「3.5億」からブルゾンCMの流れ完璧で爆笑

小手伸也が演じる第4のコンフィデンスマン・五十嵐の人気も急上昇中

2018/04/24 14:00


振り切った長澤まさみと、かわいすぎる東出昌大、名バイプレイヤーぶりが遺憾なく発揮されている小日向文世が織りなす痛快ドラマコンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)。

23日夜9時より、第3話が放送された。

画像をもっと見る

■美術商編

長澤まさみ
(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

カフェでボクちゃん(東出昌大)は、アルバイトをしていた画家志望の美大生・須藤ユキ(馬場ふみか)と知り合う。

石黒賢,馬場ふみか
(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

その後、ユキが高名な美術評論家・城ケ崎善三(石黒賢)に弄ばれ、自殺未遂に追い詰められたとを知ったボクちゃんは、城ケ崎から金を奪おうと決意。

ボクちゃんはリチャード(小日向文世)に「ダー子(長澤まさみ)には内緒で」と協力を依頼するが、大物相手だからとリチャードは勝手にダー子にも話してしまう。

石黒賢
(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

城ケ崎は貧しい家庭に生まれ育ち、画家だった父は、才能に恵まれなかったものの気位だけは高く、母と共に苦労してきたという。美術評論家になったのも、父のような画家に引導を渡すためだった。

独学であらゆる芸術作品を学んだ城ケ崎は確かな鑑定眼を持ち、バブル崩壊後に行方不明になっていた名画を発掘して頭角を現し、今では美術品を鑑定する冠番組まで持つ美術界の著名人。

一方、その本性は女癖が悪い上に、持ち込まれた美術品の真贋を偽って買い叩き、裏社会の顧客に脱税資産やマネーロンダリングの手段として密かに売却して大儲けしている、欲と金まみれの男だった。

長澤まさみ,石黒賢
(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

ダー子は中国人バイヤー・王秀馥に扮し、城ケ崎のオークションハウスで金に糸目をつけずに大量の作品を落札し、城ケ崎に接近。

並行して、あらゆる時代の有名画家のタッチを知り尽くしている旧知の贋作画家・伴友則(でんでん)に、ピカソの“まだ世に知られていない作品”の制作を依頼する。

長澤まさみ,東出昌大,石黒賢
(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

ボクちゃんは地方の古美術商・沼田として、伴の作品を城ケ崎の元へ持ち込むが、完璧に仕上げたはずの絵を贋作と見抜かれてしまい…。


関連記事:三浦春馬さん、『コンフィデンスマン』に登場 SNSでは涙するファンも

■五十嵐の人気急上昇

第2話でリゾート王・桜田しず子を騙すため――というより、やらかしそうなボクちゃんを騙すために仕込まれていた五十嵐(小手伸也)。

前回からすでに一部ファンがかなり盛り上がっていたが、ナレーションも担当するイケボ&クセの強いキャラで「五十嵐ファン」が大増殖中だ。

第4のコンフィデンスマンとして、今後も五十嵐の活躍に期待が集まりそう。

その一方で、瀧川英次が演じる子猫ちゃん「ちょびさん」こと、ちょび髭の不在が気になる人の声も見られた。

https://twitter.com/me_me_50kara/status/988401522525417473


関連記事:『バイキング』フット岩尾の髪に視聴者が衝撃 「どうした?」「カッコイイ」

■話題の画家が登場

石黒賢
(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

城ケ崎のオークションハウスで、ダー子扮する王が最初に700万円で落札した絵画の作者として読み上げられた「中島健太」――この名はフィクションではなく、今回の「美術商編」に密接に関わった実際の画家の名前だ。

そして、ドラマにも登場していた!

じつは冒頭の挿絵も中島氏の作品。

明日25日まで中目黒蔦屋書店にて開催中の「一枚の絵画展 -呼吸-」の出展者であり、

三代目J Soul Brothersの今市隆二が、この絵画展の様子をInstagramのストーリーで紹介したようで、つい最近も注目を集めたばかり。

なお、中島氏のブログには『コンフィデンスマンJP』の美術協力を引き受けた際のエピソードも綴られており、ドラマ監修者から見た作品の「裏側」を知ることができる、貴重なエントリーだ。


また、馬場ふみか演じる須藤ユキの絵は、イラストレーターの佐藤玲奈さん作。

優しいタッチと色合いがとてもかわいらしい作品で、気になった人も少なくなさそう。

次ページ
■ダー子の姿が『ナオミとカナコ』の…
ドラマフジテレビ長澤まさみ東出昌大小日向文世古沢良太コンフィデンスマンJP
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング