ドラクエに、入れた…　『ドラゴンクエストVR』で大魔王ゾーマに挑め

■「ドラクエIIIの世界が！」

ゲームは、王様から大魔王ゾーマの討伐を命じられるシーンから始まる。これは、ドラクエの生みの親である堀井雄二さんからのアドバイスだったそう。

そして、舞台は「草原」へ。

スライムやドラキーを倒しつつ、操作…魔法の使い方を改めて確認。バギ（竜巻の攻撃魔法）は貯める時間を延ばすことで、攻撃力がアップする。バギマ・バギクロスとレベルアップしているイメージだ。

そしてルーラで「山ろく」へ移動するのだが…「こ、これがルーラ！」と感動してしまうレベル。地面に立っているはずなのに、浮遊感がすごい！

「山ろく」では、敵も強くなっており、ゴーレムやさまようよろいが登場。

戦士が切った手応えは、それぞれのモンスターで異なるそう。適当に振り回すのではなく、敵を見てしっかり振り切るのが大切だ。

ちなみに、現実はこんな感じ。

決して踊っているわけではない。全員真剣に戦っているのだ。

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■ゾーマの大きさに衝撃

そして、最後に待ち受けるのは「大魔王ゾーマ」！　でかい！　え、これ、勝てるの？

ドラクエIIIをやったことがある人ならば、「あああああ！」と叫びたくなる演出だらけ。この頃には、きっと僧侶は「ホイミのプロ」になっているはず。あちらこちらから聞こえる「ホイミください！！」の叫び声…間に合わなかったら「ごめん！」とザオリクを打つ。そして自分は死ねない。

体力に自信がある人は戦士、バランス感覚のある人は魔法使い、そして周囲を冷静に見渡せる人は僧侶がおすすめ。

大の大人が全力ではしゃぎ、思わず声を上げてしまう『ドラゴンクエストVR』。1回のプレイは3200円（施設入場料別途800円）と、ちょっとお高めだが、その価値は十分にある。残念ながら5月いっぱいまでの予約はほぼ埋まっており、6月分も予約が開始されたら争奪戦になりそう。

早く体験したい！　という人は、キャンセルが出ることもあるため、公式サイトをこまめにチェックだ。

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（取材・文／しらべぇ編集部・たつき あつこ）