豚饅頭はあの花の名前!? 日常に隠れている植物の雑学3選
普段気にしていない花や木などにも、面白いトリビアがたくさんあるようだ。
②ごぼうの花言葉が切ない
煮物に入れても、豚汁に入れても美味しい「ごぼう」。その花には、ちょっと悲しい花言葉がある。それは「しつこくせがむ」「私をイジメないで」「私に触らないで」「用心」といったもの。
ちなみに漢字で書くと「牛蒡」と書くが、中国では草木の大きなものには「牛」が冠されており、「蒡」というごぼうに似た植物があったそう。その植物より大きいから「牛蒡」と呼ぶようになったのだ。
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③あの花の別名
豚饅頭と聞くと、肉まんのこと? と思う人もいるはず。じつはこれ、シクラメンの花の別名なのだ。なぜそんな名前がついたのかというと、豚が球根を好んで食べていたから。
16世紀頃、イギリスの博物学者ウィリアム・ターナーが庭に放し飼いしていた豚が、よくシクラメンの球根を食べていたことから「sowsbread(豚のパン)」と名付けられた。
明治時代に伝来し、植物学者の牧野富太郎が直訳したため、和名が「豚の饅頭」になったそう。
何気なく見ている植物も、面白い事実が隠れている。好きな植物がある人は、1回調べてみると意外な知識が手に入るかも。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
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