コロンビア人男性、W杯試合後にゴミを拾う日本人女性に侮辱発言 両国民が怒り爆発
W杯、コロンビア戦終了後の差別発言。ゴミ拾い中の女性に「売春婦」だと言わせる…。
19日にサッカーW杯のコロンビア対日本が行われたサランスクで、コロンビア人男性グループが日本人女性に侮辱的な言葉を口にさせたとして問題になっている。
■ゴミ拾いをしている最中に…
SNS上に公開された動画には、コロンビア代表ユニフォームを着たコロンビア人男性と、日本代表ユニフォームを着た日本人女性2人が映っている。
コロンビア人男性グループは、日本人女性の1人にスペイン語で試合結果を言わせ、続けて「私は良い売春婦です」という意味の言葉を言わせたのだ。
この一連の会話は、日本人女性が会場のゴミ拾いをしている最中に行なわれたという。そんな善意あるサポーターにかけられた心ない声は、あまりにも卑劣な侮辱行為として一瞬で世界中に広がっていく。
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■コロンビア国内でも非難の声
ありえない行動を写した動画に、コロンビア国内でも批判の声が上がっている。
・こんなことをする人は、コロンビア人ではない
・冗談じゃない、面白くもない! 恥ずべきだ!!
・あまりにも悪趣味で、非常に非常に恥ずかしい
「大阪の地震を心配してくれるコロンビア人もいれば、侮辱発言をするコロンビア人もいる」ように、もちろん全ての人がこうした行為をするわけではない。
今回の動画内での行動は、コロンビア人からしても「ありえない」ものだ。
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■「子供と一緒」
もちろん「言わされた」側の日本でも、批判の声があがっている。
・負けたからといって、感情に任せた行動をとるのは子供と一緒
・観客もスポーツマンシップを守るべき
・そりゃ格下の日本に負けてイライラする気持ちはわかるが、許されない
中には「この男性に法的措置を求む」と、厳しい対応を望む声もあるほど。また、今回の事件を受けて、海外でのスポーツ観戦に警鐘も鳴らす人もいる。
・サッカーの試合結果によって暴動や犯罪が頻繁に起きるくらい、海外での試合観戦は危険
・やはり南米ではアジア人に対する差別が根付いている
・終了後はみんな気分が昂ぶっているから、十分に注意する必要がある
国民性が顕著に現れる一大イベント、ワールドカップ。どんな試合結果であれ、今回のような行為は許されるものではない。
スポーツマンシップに則り、国を超えて気持ちよく応援しあえば、選手たちもよりよいプレーで応えてくれるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・東水 壮太)