『クレしん』矢島晶子しんのすけ最終回 まさかの「リアルすぎる闇展開」に衝撃
矢島晶子演じる野原しんのすけ最終回でまさかの展開。「リアルすぎる」と愕然した内容とは…。
しらべぇ既報のとおり、アニメ『クレヨンしんちゃん』（テレビ朝日系）の野原しんのすけ役を演じていた声優・矢島晶子が29日放送をもって降板することがわかった。
矢島演じるしんのすけの最後ということもあり、ネット上では大きな盛り上がりを見せたが、一部では放送された内容のリアルすぎるワンシーンが話題を呼んでいる。
■金欠で苦しむまつざか先生
一部で話題になっているのは「防衛隊の会議だゾ」のエピソード。野原しんのすけが通う幼稚園のばら組の担任教諭であるまつざか梅が、ブランドバッグを購入したこと、月末ということもあり、食べることに困ってしまったところから始まる。
そこで、しんのすけたち園児らが「よしなが先生」こと石坂みどりの家で「作戦会議」をしようと企てているのを耳にして、無理やり家へと入り込んで食事にありつこうと必死になるという話だ。給料日前で冷蔵庫にキャベツしかないこと、同僚の家で食事にありつくために園児たちも利用するという人柄に、まつざか先生らしさ表れた回だった。
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■リアルすぎる給料事情に「びっくり」
矢島演じるしんのすけが最後ということもあり、感動する準備をしていた視聴者も多かっただろう。
しかし、そこで見えてしまった幼稚園教諭の給料事情に、愕然とする声があがった。当然、まつざか先生のお金の使い方に問題があるのは事実だが、「そんなにお金がないのか…」「思わぬ現実を叩きつけられた」と同情の声も。
また、中には保育士と間違えている声も見受けられた。久々に『クレしん』を見たという人も多いのかもしれない。
まつざか先生が手土産にキャベツ半玉しか持ってこれなかったくだり、子供の頃はギャグとして見れたんだろうけど大人になって見ると幼稚園教諭の厳しい現実が垣間見えてしまってつらい
まつざか先生がんばれ…— どや顔 (@mkr_dy) June 29, 2018
まつざか先生、幼稚園教諭だから給料とかどうなってんのかな
— じどり (@foi1059) June 29, 2018
今日のクレヨンしんちゃんは、
幼稚園の先生は仕事量の割に給与が低いから、給料前はピンチ。
というご時世をズバッと切り、
皮肉った作品ですね。— 埼玉銘菓ましゅまろん (@Perfumarron) June 29, 2018
久しぶりにみる。クレしんが今の世の中の闇を感じる。怖い。
— まろんふぃーるど(やきとりさん) (@maronfield) June 29, 2018
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■自分の給料に満足している？
しらべぇ編集部が全国20〜60代の給与所得者の男女656名に「自身の給料」についての意識調査を実施したところ、「満足している」と答えたのは4人に1人程度。
さらに年収ごとに比較すると…
「満足している」が半数を超えたのは「1,000万円以上」の人だけだった。多くの人は自分の給料に不満を抱いているようだ。
矢島にとっての最終回で、やや皮肉にも思える内容を放送するスタッフの心意気に感激したファンも見受けられた。まつざか先生には幸せになってほしいものだ。
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（文／しらべぇ編集部・シマウマ姉さん）
対象：全国20代～60代の給与所得者の男女656名（有効回答数）
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