世界と戦えること示した西野ジャパン W杯ベルギー戦は敗戦も歴代ベストゲーム
サッカー日本代表は2日、FIFAワールドカップ・ロシア大会の決勝トーナメント1戦目でベルギー代表に敗れた。
■ハリルホジッチの功績を忘れてはいけない
前評判の恐ろしく低かった日本代表がここまでの結果を残せたのは、間違いなく西野監督の手腕によるものだ。本大会で中心的な活躍をした昌子源(鹿島アントラーズ)、柴崎、乾、香川の4名は、西野監督でなければ使われなかった可能性が高い。
しかし、このチームのベースを作ってきたのがヴァイッド・ハリルホジッチ前監督であるという事実も、決して忘れてはならない。縦へのスピード、デュエル(球際の攻防)といったことを口酸っぱく言ってきたのは他ならぬハリル氏だ。
アジア最終予選を勝ち抜き、日本を6大会連続の本大会出場へ導いたのもハリル氏。西野監督の功績はもちろん偉大なものだが、日本サッカーファンはハリル氏への感謝を一生忘れないだろう。
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■4年後を見据えて
日本にとってのW杯は終了したが、ロシアではまだまだ熱戦が続いている。前回王者ドイツがまさかのグループリーグ敗退、決勝トーナメントでもアルゼンチン、ポルトガル、スペインが初戦で姿を消すなど、波乱の多い今大会。
今回のW杯でサッカーに興味を持たれた読者諸氏においては、ぜひこの後もW杯を楽しんでもらいたい。世界トップレベルのプレーを地上波で観戦できる滅多にないチャンスだ。日本が敗退したからと言って観なくなるのでは、あまりにももったいない。
そして、W杯の面白さに触れた後は、ぜひJリーグにも興味を持ってもらいたい。試合を観ると「こんなにレベルが低いのか」と驚くだろうが、「知らないところにこんないい選手がいたのか」という感動も必ずある。
Jリーグを観る人が増えれば、日本サッカーのレベルも間違いなく上がっていく。夕方のニュースで、大相撲とプロ野球の結果だけでなくJリーグの結果も放映されるほどにサッカー文化が根付く日が来れば、それは回りまわって日本がW杯で優勝できる日も近づくことになるのだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)