重度障害を理由に特別支援学校を指定された男児 提訴した親子に賛否が相次ぐ
重度の障害を理由に特別支援学校を就学先に指定したとして、川崎市の親子が市と県を相手に提訴したことがわかった。
■「そこまでして地元の小学校にこだわるの?」
報道を受け、『Yahoo!ニュース』や『ガールズちゃんねる』では両親に対する厳しい意見が寄せられた。重度の障害による医療的ケアの問題がつきまとうことから、いくら両親がいたとしても特別支援学校にくらべれば安全上のリスクが大きいからだ。
また、同じクラスにいる生徒たちにも負担がかかってしまうという指摘も。
・何で無理やり普通学級に入れる必要があるの? 同じクラスになった子供の負担についてはスルーなの? 何で設備も専門のケアができる人もいない場所に居なきゃいけないのかが分からない
・うちの子供自閉症と知的障害あって近くの小学校に支援学級なかったから支援学級がある小学校に通ってるけど何でここのご両親は子供や周りの事を考えられないのか
・そこまでして地元の小学校にこだわるの? もっとお子さんにあった環境が整っている学校があると思う。親のみんなと同じ学校にっていうのは分かるけど…違う
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■「通わせてあげてもいいような」と共感の声も
しかし、一方で両親の付き添いという前提なら通わせてあげるべきとの声も。
・難しい問題だけど、専任の看護師さんみたいな人を(税金で)付けてくれとか言ったらモンスターだと思うけど、今回のケースでは親が付き添うと言ってるんだね。それなら通わせてあげてもいいような気もするけど
・気持ちはわかりますけど他の方がおっしゃる通り親御さんが付きっきりならば可能かと。それでも教師や他の児童には負担がかかるのは間違い無い
障害を取り巻く問題は一筋縄ではいかない。「子供の幸せのためにも特別支援学校へ通ったほうがいい」との声もあるが、この親子にとっては地元の小学校で同級生と過ごすことが幸せになのかもしれない。医療的ケアの問題も含め、今後の展開を注視したい。
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(文/しらべぇ編集部・鳩麦エスプレッソ)