教育委員会「体育館のエアコン使用禁止」はデマ 箕面市長が反論、元ツイートは削除

箕面市の教育委員会が「エアコンを1回使うと2500円かかるから使用しないで」と学校に通達したと告発するツイートが話題に。これを受け、箕面市の倉田市長が真っ向から否定。

2018/07/23 14:00


教室
( maroke/iStock/Thinkstock)

猛暑が続く今年の夏。学生たちが熱中症により学校で倒れるといった事例が続いたことから、エアコンの設置や水筒の持参など、学校での熱中症対策の重要性が問われている。

そんな中、ツイッターで「エアコンは設置されたが、教育委員会が使うことを禁じた」とのツイートが拡散される事態に。これについて、箕面市の倉田哲郎市長が自身のツイッターで「事実ではない」と否定して話題になっている。



■教育委員会「エアコンは使用しないでください」

事の発端は、とあるユーザーのツイート。

「体育館にエアコンをつけたのに、『1回で2500円の電気代がかかるから、使用しないでください』との教育委員会からのお達しが 『生徒の安全より2500円を取るのか!』と職員室は大荒れですよ(苦笑)」


その他にも

「明後日の終業式を体育館でやるのだが、そこでエアコンを使うよう管理職が連絡したようです それでダメなら自腹切るから勝手にエアコンをつけてしまおうという話に(笑)」


と、教育委員会の発言によって現場が苦労しているといった話がいくつも投稿された。


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■教育委員会に批判殺到

これを受け、多くのユーザーが投稿を拡散。

3万以上もリツイートされたほか、『Togetter』にもまとめられ、『はてなブックマーク』でも人気トピックに。「日本って貧困国だよね、精神性も含めて」「これで文句は現場に来るんだからどないしろってんだよなぁ」など、数々のコメントが相次いだ。

この投稿者の前後の文から箕面市であると匂わせるものもあったため、箕面市の教育委員会に対する批判が寄せられる事態となった。


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■「市教委が通知した事実はありません」
猛暑デマ酷暑熱中症拡散教育委員会
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