『夏休み子ども科学電話相談』どうして虫の病院はないの? 先生の回答が直球すぎる

「どうして虫の病院はないの?」という子供の疑問に、現実をつきつける先生が話題に。

少女
(maroke/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)

好奇心旺盛な子供たちが、専門家の先生に素朴な疑問をぶつける『夏休み子ども科学電話相談』(NHKラジオ)。もはや夏の風物詩ともいわれ、ネット上でも毎年大きな話題になっている。

子供たちの疑問に、ズバッと即答する先生たちの「大人げない姿」も人気の同番組だが、24日放送の昆虫をテーマにした疑問が話題に。

 

■「どうして虫の病院はないのですか?」

「動物の病院はあるのに、どうして虫の病院はないのですか?」と訴えたのは、東京都に住む4年生の少女。

先日、公園で弱っている蝶を見つけたため、家に持ち帰ってエサをあげることに。しかし、次の日に死んでしまい、悲しい思いをしたという。

少女からすれば「助けたい!」の一心だったが、虫の病院もないため、どうすべきかわからなかったよう。そこで、どうして虫の病院がないのかと疑問を抱いたようだ。

 

■「人間とは生き方が違う」

少女の相談に、昆虫科学教育館の久留飛克明氏は、「なんで(病院が)ないのかと言ったら、すぐ死んでしまうからやねん」と回答。

さらに、少女が見つけた蝶をアゲハチョウだと推測し、「もしも助けられたとしても、そんなに長生きができないのよ。成虫になってからの寿命って2週間くらいっていわれてる」と、丁寧に答えていく。その後も「羽根がぐしゃぐしゃになったやつは、もう元には戻らない」と蝶の生態に触れた。

ある意味では、助けたいという少女の夢を壊したともいえる。しかし、少女の疑問にしっかりと向き合い、「(虫は)人間とは生き方が違うから理解しづらいんだけど、私たちの感覚とは違う」と残酷ともいえる現実を丁寧に説明した。

久留飛氏による一連の説明に、少女は「…はい」と落胆したようなうなずきで話を聞く。すると、藤井彩子アナは「でも、蝶々を助けたいと思った優しい気持ちは大切にして下さい」と少女を優しくフォローし、相談を終えた。

 

■「心洗われた」「発想がすごい」

落胆する少女に、ツイッター上ではさまざまな声があがった。相談する子供が、先生たちがつきつける現実に落胆するのも番組の名物だ。「身も蓋もない」「悲しくなってきた」と少女に同情する声も寄せられている。

 

また、「どうして虫の病院がないのか」という子供らしい発想に驚く声も。

https://twitter.com/LSDcandy/status/1021546156952711168

 

子供たちの疑問にきちんと答えつつ、ときには残酷な現実も示す同番組。子供だけでなく、大人にも人気なのはこういったドラマがあるからなのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・鳩麦エスプレッソ

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