「スマホに電子証明書を搭載」 政府が挙げる制度改定のメリットや手続きに批判殺到

マイナンバーカードに搭載されている「電子証明書」がスマホにも搭載される日が…。

2018/07/30 20:30



■「持ってない」が4割近く

マイナンバー制度がスタートしてから1年後、しらべぇ編集部は全国20代〜60代の男女1,365名に「マイナンバーカードを持っているか」調査を行っている。結果、全体の38.1%が「持っていない」と回答。

申請を終えても受取りは交付窓口へ行く手間や、なくても困らない、証明書なら運転免許証があるから必要ないという意見も多かったようだ。


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■リスクが大きすぎる?

そもそも、マイナンバーカードのメリットとして挙げられていた代表的なものは…マイナンバーカード1枚で運転免許証同様に身分証明書になること。電子証明書として機能しており、国税に関わる申告や申請などがオンラインでできるサービス「e-Tax」を利用できること。

そのため、確定申告などを自身で行う個人事業主や個人企業法人などのフリーランサーや役所に行く手間を省きたい人にはメリットとされてきた。

一方でカードの裏側に個人番号が記載されているため、万が一紛失した際は簡単に番号が漏洩してしまうことから、持ち歩くことは推奨されていない。このときも「持ち歩けないなら、作る意味ないのでは?」という声が多く見られた。

今やつねに持ち歩いている人が多く、紛失することも少なくないスマートフォン。現在は、この報道を受けて「リスクが大きすぎる」と不安を感じる人の意見が多く見られるが…どうなっていくのか見守りたい。

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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代~60代の男女1,365名 (有効回答数)
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