小2児童、パトカーにはねられ重傷 悲惨な事故状況に「誰も責められない」の声も
三重県伊賀市の花火大会に来ていた子供がはねられ、重傷。母、警察官に同情の声も。
31日午後8時25分ごろ、三重県伊賀市川合の県道で、市内に住む小学2年の男子児童(7)がパトカーにはねられ、重傷を負うという事故が発生。
■母親の元に渡ろうとして…
31日夜は伊賀市で午後7時から奉納花火大会が行われ、男の子は母親とともに観覧のため会場である神社を訪れていたとのこと。現場は神社からほど近い片側一車線の直線道路で、男の子は反対側にいた母親の元に歩いて渡ろうとしてパトカーにはねられたという。
運転していたのは、伊賀署の男性署員(53)。他の署員とともにパトカーに乗って警備に当たっていた最中の出来事だった。幸い児童は死には至らなかったものの、左足を骨折する重傷を負うという結果に。
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■子供の行動を予測するのは難しい
子供の行動が予想つかないだけに、ネットからは母親、パトカーを運転していた警察官の両者とも「責められない」といった意見があがった。
・子供の行動は本当に予測ができない。ましてや事件当日は花火大会だっただけに、浮かれていたのだろう。親を責める声もあるけど、誰がいけないと一概にはいえない
・子供が横断歩道を渡ってたなら、警察官にも過失がある。しかし、そうでないなら回避は難しい。警察官が責められる論調もあるけど、それはあまりにも酷な気がする
・非常に辛い事件。パトカーも警備中だったとのことでもう少し注意しても良い気はするけど、いきなり出てこられたんじゃ、さすがの警察官でも難しい。母親も正直ずっと子供を見ている訳にはいかない
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■「かわいそう…」と全員を憐れむ声
今回の悲惨な事故では、悪意がそこに存在しないだけに、被害に遭った子供含め当事者全員を同情する声があがっている。
・言うまでもなく一番の被害者は子供。花火で浮かれて、飛び出したんだと思う。自業自得と責める声もあるが、この年で不注意な行動をとってしまうのは仕方がない
・子供が目の前ではねらるって、お母さんは本当につらい。悪夢のような光景だ。これは一生のトラウマになりそう
・警察官も不運だったね。まさかパトカーを運転してる途中に子供を轢くなんて思ってなかっただろうからね。恐らく何らかの処分も下されるだろうから、一夜で人生が大きく変わってしまったね
楽しい花火大会から一転して、悪夢に変わった今回の事故。不幸中の幸いか、死には至らなかったとのことだが、当事者である三人にとっては一生トラウマになる出来事だろう。
まだまだ花火大会が各地で開催されるが、くれぐれも事故だけには気をつけたいところだ。
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(文/しらべぇ編集部・東水 壮太)