文科省、重いランドセルに「置き勉」認める　「てかランドセルいらなくね？」の声も

小学生の頃に毎日背負ったランドセル。教科書やノートをすべて持ち帰るよう指導され、重い荷物に苦しめられながら登下校をしていた子供たちも少なくない。

こういった「ランドセルが重すぎる」という声を受け、文部科学省は宿題に使わない教科書を教室に置く「置き勉」を認めるよう、全国の学校に求める方針を固めた。

■「ランドセルが重すぎる」

指導量が増えたことによって、教科書が分厚くなったにもかかわらず、学校によってはそれらを原則として自宅に持ち帰るよう指導している学校も少なくない。教材などすべて詰め込むと10kgにもなる場合があるが、小学生という未発達の体に、この重さは苦痛だろう。

中には、重さに耐えかねて腰痛を訴える子供もおり、以前から「ランドセルが重すぎる」と対策を求める声があがっていた。

こういった意見を受け、文部科学省は全国の教育委員会などに学校の対応を見直すよう通知する方針だという。例としては、家庭学習で使用しない教科書や教材などは教室に置くことを認め、学校で栽培したアサガオなどを持ち帰らせる場合は保護者に取りに来てもらうといったもののようだ。

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■改善を求める声が殺到

報道を受け、ツイッターや『Yahoo！リアルタイム検索』では「ランドセル」がトレンド入り。現在や過去を含め、多くの人が悩んでいたことが伺える。「やっとかよ！」「早くどうにかしてあげてほしい」との声が相次いだ。

小学一年生の娘が置き勉のニュースを見て「毎日ランドセル重くて肩痛いし大変だから置き勉したい」と言ってました。長期休み開けなんかは荷物はランドセルだけじゃないし。重くて本当にかわいそう。ランドセル選びのときも兎に角軽いものを選んだのに結局重いし。早くどうにかしてあげて欲しい🙏

— しおやてるこ (@shiochin) September 3, 2018

https://twitter.com/seikasan__/status/1036473690089652224

教科書とかでランドセルの重さ７キロ超えとか危険とかで逃げなきゃいけない時に素早く逃げるとか難しくない？生徒によって通学距離違うんだよ！大人でも７キロきつくない？腰痛になるよ！
早く対応してほしい

— Onora (@norakobyk11) September 3, 2018

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■「ランドセル不要説」の訴えも

また、ランドセルそのものを見直すべきとの声も。ランドセルよりも軽いリュックにすれば、それだけで負担が軽くなるとの意見だ。

つかランドセルいらなくね？と思ってもうた

— にゃん獄ごる寿郎 (@oglo_gayn) September 3, 2018

置き勉認めるのもええけど
ランドセルやめたら？
あれ自体重たいやん、なんぼ｢軽い｣ってやってても。
軽くて丈夫なリュック沢山あるはず。
でもやっぱり
｢ランドセル｣
なんかなー。

— まるこ｡(^-^) (@kbac0603) September 2, 2018

子どものランドセルが重いのはね、中身が重いだけじゃないのよ。そもそも本体が重いの。ナイロン製のリュックなら、ずっと軽くなるんだけどな。

— よきねぎ (@sempreviola) September 3, 2018

中には、荷物の負担になる教科書を廃止して「タブレット」にすべきとの声も。

ランドセル廃止して、新入学でタブレット買えばいいのに。

— kamijun (@kamijun3104) September 3, 2018

https://twitter.com/miwanoko/status/1036472009377497088

まだ体が小さい小学1年生では、自分の体重の半分ほどの重さのランドセルを背負っている現状。子供たちの健やかな成長のため、一刻も早い解決を望みたい。

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（文／しらべぇ編集部・鳩麦エスプレッソ）