顧問の体罰で陸上部員が骨折 暴力をふるった理由に「ただの犯罪」とネット上騒然
もはやこれは体罰ではない
京都府長岡京市にある京都府立乙訓高等学校にて、2年生の陸上部員が50代の男性顧問から体罰を受け、左手を骨折していたことが明らかになった。理不尽な体罰の理由に、ネット上が騒然とする事態となっている。
■顧問 練習時間に遅れた部員を蹴る
報道によれば、事件が起こったのは10月12日、13日に京都府内の大学で行われた、陸上部の合宿中のことだった。
13日の現地解散後、練習に遅れてきた部員に腹を立てた顧問は、部員を後ろ向けに立たせ、尻を蹴ろうとした。そのさい、部員がかばった左手に蹴りが当たり、骨折してしまったという。部員は病院に連れていかれたものの、現在も入院中をよぎなくされている。
10月17日時点で府教育委員会からの顧問に対する処分は決まっておらず、顧問は自宅で謹慎しているとのことだ。
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■理不尽な理由に「もはや体罰ではない」「ただの犯罪」との声
練習に遅れただけで、骨が折れるほどの力で部員を蹴るという理不尽な顧問の行動には、憤りの声が数多く寄せられた。
「なにが体罰だよ ただの犯罪だろうが」
「体罰じゃなく傷害事件 」
「こいつの骨も折れ。 体罰とか生ぬるい表現すんな。 犯罪や」