フィフィ、女子駅伝騒動の「美談化」に疑問 「言うのは簡単」「美談で良い」と物議
全日本実業団対抗女子駅伝で両膝を流血しながらたすきを渡したシーンに物議。フィフィが持論を展開した。
■「誰も責めることはできない」「美談で良い」の声も
一方、フィフィの意見に疑問の声も。選手本人が「たすきを渡す」と判断した以上はその気持ちを尊重してあげるべきとの意見のようだ。
「チーム全員の気持ちもあるし本人が走りたいって言ってるのにチームに関係ない審判が無理矢理止めるなんて無理すぎ フィフィがあの場にいても止めれんかったと思うで 皆人生かけてあの場におるんやぞ生半可な気持ちじゃ無理 言うのは簡単だけどね」
「彼女が頑張ったよ。チームのために。それを誰も責めることはできない。ルールでしっかり決めてあげないと、特に駅伝において選手は自ら棄権できないよ」
「選手の判断でタスキを繋げた。美談で良いじゃないですか。仮に途中棄権したとしても、それは英断として讃えるべきかなと。選手や監督の努力を知らない第三者が語るべき事でもない。素直に凄いと言えば良い」
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■駅伝の良さがわからない人は…
ドラマチックな展開が起こることが駅伝の魅力の一つ。しかし、一方で「何が面白いのかわからない」という人も。
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,365名に「駅伝」について調査したところ、約4割が「良さがわからない」と回答した。
性別・年代別で比較すると、比較的若い年代が駅伝を楽しめていない傾向にあることがわかった。
なお、報道によれば同チームの広瀬永和監督は主催者側に「やめてくれ」と伝えていたという。今回の一件に賛否が相次いでいるが、結果的に「伝達ミス」が原因で美談がつくられたようだ。
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(文/しらべぇ編集部・鳩麦エスプレッソ)
対象:全国20代〜60代の男女1365名(有効回答数)