深夜の警察署内に無言で立ちつくす男子高校生 「隠し持っていた物」に衝撃

未明の仙台南警察署に無言で立ちつくす男子高校生の姿が。呼びかけにも反応せず、包丁を所有していたという。

2018/12/05 09:00


(DAJ/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

警察署の中で男子高校生が無言で立ちつくし、呼びかけても反応しない…そんな不気味な事態が仙台市内で起こった。

事件が迎えた衝撃の展開に、ネットからは悲鳴があがっている。



■バッグの中に文化包丁

男子高校生は4日午前1時すぎ、1人で仙台南警察署に来署。無言で立ったままの男子高校生に、当直の署員が受付のカウンター越しに声を掛けたが返答はなく、何かを取り出そうとしたため、その右手を押さえたという。

その後、左肩に掛けていたショルダーバッグ内を確認したところ、刃渡り約16センチの文化包丁1本が見つかった。取調べに対し男子高校生は、「包丁を出せば話を聞いてもらえると思った」などと話したそうだ。

犯行当時、同署の受付室の中には6、7人の署員がいたが、全員が防刃チョッキを着用していたとのこと。


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■「意味不明」「怖い」と悲鳴

真夜中の交番の中で起きたこの一連の騒動に、ネットからは「意味不明」「怖い」と多くの悲鳴があがっている。

・この人の考えていることが意味不明すぎる


・声をかけても返事もしないとは、明らかにヤバそうな高校生ですね。さぞ怖かったことでしょう


・包丁なんてわざわざ持ってこなくても話は聞いてもらえる。明らかに頭がおかしい


・深夜に無言で立ちつくすとか怖すぎる…


中には、「受験シーズンだから…将来が見えないと思ったのかな」と犯行動機を推測する声もあがっている。


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■「何か起きる前でよかった」

一方、誰一人ケガを負うことなく事態が収束したことを受け、「不幸中の幸い」「何か起きる前でよかった」と安堵の声も多くあがっている。

・最近、警察を刺したり撃ったりする事件が多い中で、大事に至らなくてよかった


・怖い事件だけど、何か怒る前でよかった


・今回の事件は、不幸中の幸いだった


・全員、防刃チョッキ着てたってのがすごいね。準備はしすぎて損はない


幸いケガ人が出ることのなかった今回の事件だが、警官が狙われる事件が多い中、警察側も十分な装備や心構えが必要になってくるだろう。

なぜ警察署だったのか、なぜ刃物を持つ必要があったのか、など多くの疑問が残るこの事件。さらなる真相究明が待たれる。

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(文/しらべぇ編集部・東水 壮太

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