キンプリ岩橋、セクゾ松島を襲ったパニック障害 経験者の中川家・剛「気持ちわかる」
パニック障害と向き合ってきた、中川家の剛がかつての日々を振り返り、「King&Prince」のメンバー・岩橋玄樹への考えも語った。
お笑い芸人からタレント、女優など、曜日別のメンバーがレギュラー出演し、平日21時から2時間生配信している、報道番組『AbemaPrime』(AbemaTV)。
先日番組では「パニック障害」について取り上げた。スタジオでは、20年ほど前にパニック障害が発症したお笑いコンビ・中川家の剛が発症した瞬間やパニック障害と向き合ってきた日々を振り返った。
■「パニック障害」で活動休止
今年10月、ジャニーズの人気グループ「King&Prince」のメンバー・岩橋玄樹。その翌月には、同じくジャニーズの人気グループである「Sexy Zone」のメンバーの松島聡も活動休止を発表した。
2人の活動休止の理由は「パニック障害」。動悸やめまい、過呼吸など突発的な異常のほか、「このまま死んでしまうのでは」との強い不安感に襲われる疾患。「脳内のセロトニンという神経の分泌のバランスが崩れてしまっている状態」というものの、現在も原因は特定されていない。
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■1年間「いけるかな? いけない」の繰り返し
お笑いコンビ・中川家が兄弟でコンビを結成したのが1992年。1996年には『ABCお笑い新人グランプリ』で最優秀新人賞を受賞。異変が起きたのは、翌年の27歳のときだった。
ご飯を食べているとき急に「息ができない」と感じたそうだ。「今考えると(受賞してから)突然仕事が増えた。20代の出だしの人間が10歳も20歳も上の先輩に堂々と絡みにいけるわけでもなく、顔色を伺いながら。それとストレスだったんじゃないか」と振り返る。
「治ったかなと思って、劇場の舞台袖まで行って、いけるかな? と思ったらいけなかったという繰り返し。漫才中も、移動中も」という状態が1年ほど続き、結果として仕事を休むことになったという。