年をとるほど脳が衰えるはずなのに… 高齢者が自分の記憶力を過信する理由とは
年を取ると脳の機能が衰え、記憶力も低下する。しかし調査では、年を重ねるほど記憶力に自信を持っている人が多く…
■若者はスマホで記憶力低下
スマホのせいで、若い世代の記憶力が低下しているとの説もある。
「スマホがあるから、『覚えておかなくても、また調べればいいや』って考えがち。漢字もスマホが変換してくれるので、なんとなくしか覚えていない。このままどんどんと頭が退化してしまいそうだから、なにか勉強でも始めようかと思うことも」（20代・女性）
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■営業相手の名前を覚えるために
営業の仕事は、たくさんの人と顔を合わせる。しかし記憶力が悪いと、相手の名前が思い出せないことも。
「人の顔と名前を覚えるのが苦手なのに、なぜか営業をやっている。向こうは名前を呼んでくれるけど、こちらは誰かわからないことなんてしょっちゅう。
適当に話を合わせてやり過ごしているけれど、ぎこちないから気づかれているかもしれない。なんであの人たちは、少し会った人の名前が覚えられるんだろう」（30代・男性）
名前を覚えている人は、どのようなテクニックを使っているのだろうか。
「名刺の裏に相手の特徴を書いておくなど、定番の方法で覚えている。あとはFacebookで名前を検索して、顔写真がないか探す。
友達申請まではしないけれど、顔を再度見ることにより記憶に残りやすくする。記憶力というよりは、無理やり頭に叩き込んでいる感じ」（30代・男性）
記憶だけ頼りにしていても疲れてしまうので、メモやスマホで管理していつでも情報を見られるようにしておくことも大切である。
（文／しらべぇ編集部・ニャック）
対象：全国20代～60代の男女1,664名（有効回答数）
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