転職エージェントに登録したことある? 20代女性の3割が転職を検討していることも判明
自分にあった職業を探して登録する人もいるだろう
「今より年収を上げたい」「定時で上がれる仕事に就きたい」「副業が認められている会社がいい」など、様々な理由から転職を考えたことがある人もいるだろう。
中には、キャリアアドバイザーに相談し、「自分の市場価格を知りながら転職を成功させたい」と考え、転職エージェントに登録した経験がある人も少なくないはず。
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■約2割が登録経験あり
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の仕事をしている男女849名を対象に調査を実施。その結果、全体の22.5%が「転職エージェントに登録したことがある」と回答した。
なお、男性20.1%に対して、女性27.2%とやや女性のほうが、転職エージェントの利用者が多いようだ。
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■20代女性は転職を視野に?
さらに、この調査結果を男女・年代別にみていくと、もっとも割合が高いのは、20代女性で34.0%と突出している
一方、もっとも割合が低いのは60代で、男性12.9%、女性は6.3%とほんの一握りだ。
また、男性のグラフを見ると年齢と共に割合が減少しているのに対して、女性陣は20・50代に2つの山が存在する、ふた山グラフになっていることも特徴的だ。
企業が求める人材を第三者が手配する転職エージェント(有料職業紹介)が浸透し始めたのは、2000年以降のこと。高齢層にはハローワークのほうが馴染み深いのかもしれない。
また、現在は「一つの会社で働き続ける」という考え方が変わりつつある。若い世代は、キャリアアップを目指して転職を決意する人が多いのだろう。
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■ブラック企業に勤めていると…
また、この調査結果を、「自社がブラック企業だと思うか?」という回答と掛け合わせると、転職エージェントに登録する人の心情が見え隠れする数値が現れた。
「自社がブラック企業だ」と感じている人は、男性34.8%、女性42.9%と平均を大きく上回っている。対する、自社がホワイト企業だと思っている人は男女共に1割台とやや控えめな割合だ。
ブラック企業だと感じた人は、労働条件や福利厚生のしっかりしたホワイトな企業を探して。ホワイト企業で働く人は、会社に不満はないが自己成長のため新たなステップに進むための会社を探して、転職エージェントに登録するということだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の仕事をしている男性834名 (有効回答数)