女性優遇のサービス価格に批判 「俺より妻のほうが食う」との声も
映画館のレディースデーなど、女性向けサービスを提供しているところは多い。女性への優遇だと不満を抱く男性も…。
■女性向けのサービスに男性は不満も
女性に向けたサービスを、提供する企業もたくさんある。
「僕は映画を観るのが好きなので、レディースデーはうらやましい制度だと思う。飲食店のレディースセットやホテルのレディースプランとかもかなりお得なので、ちょっとくやしい気分」(30代・男性)
男女間の格差に、不満を抱いている男性も。
「バイキングで男女別料金のところがあるけれど、あれって不公平な気がする。男性がたくさん食べることを見越しているのだろうけれど、うちは明らかに妻のほうが大食いだし…」(40代・男性)
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■女性向けサービスの課題
女性に向けたサービスの課題は、LGBT当事者への対応だろう。
「LGBTへの理解が広まっている中、あらゆるものを男女間で分けてしまうのも難しいところ。レディースデーにやってきた『遺伝子は男性だけど、性認識は女性』って人はどうするの?」(20代・女性)
また女性専用車両のように、批判的な男性が行動に出るリスクもある。
「女性に向けたプランの提供や割引は、経営的な戦略なので仕方ない部分はある。ただ女性専用車両に反対して乗り込む人がいる世の中だから、この先、企業も弱腰になるかも」(30代・男性)
今後、女性向けサービスはどのように変化するのか、気になるところである。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,589名(有効回答数)