北村一輝がオーナーで話題の「マドラスカレー」に行ってみた 甘みと辛みの波がとまらない
ドラマや映画などで人気の俳優・北村一輝がオーナーのカレー店が赤坂にオープン。早速味を確かめに行ってきた。
■甘さと辛さが舌の上でハッピーダイビング
しらべぇ編集部では、たまごとチーズをトッピングして注文。注文からすぐに、お待ちかねのカレーが登場した。大きなお皿に豪快に盛られている、なんともガッツきたくなるビジュアルだ。
早速一口食べてみると…「甘い!」
そう、普通のカレーの感覚で想像していると予想外。深い甘みが口のなかにふんだんに広がるのだ。しかし「なるほど、甘めのカレーか」などとのんびり味わっていてはいけない。その数秒後、口のなかに「辛み」が生み出され、味の追撃がはじまった。
甘みと辛みが融合される味はよくあるが、今回は融合ではないのだ。
言うなれば「甘み」は「甘み」。「辛み」は「辛み」と、それぞれ独立した形でお互いを損なうことなく、味に深みを出しているのである。
また、そこにチーズと生卵が加わることによって、コクが追加されるという文句なしの相乗効果が。
目に見える具は、厚めに切られた和牛であるが、このルーの中に30種類のスパイスと4種類のフルーツ、そして情熱が込められているのかと思うと納得の味である。
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■「念願の出店」オーナーと店長の想い
そもそも、どういった経緯で北村一輝さんがカレー店のオーナーになったのか。ランチタイム後も客足の途絶えないなか、店長の南貴之さんがお話をしてくれた。
北村さんのデビュー前から友人のお二人は、本店の味のファンだったとのこと。東京でもこの味を食べたかったため本店のマスターに進出を願いつづけたようだ。ついに本店のオーナーがその情熱に負けて、のれん分けというような形で二十年近く経って実現。今回の出店に至った。
前述のTシャツはもちろん、ショップカードや、看板などお店のビジュアルもこだわり抜いており、ほぼ北村さんがイラストやお店のロゴなどにデザインから関わっているとのこと。イラストは、どことなく北村さんと店長に似ていて、親しみ深い。
マドラスカレーの味は、大阪ではメジャーなようだが、東京では珍しい。この味を東京で広めたかったという、お二人の情熱が伝わってくるようだ。
ちなみに、北村さんは出店後もたびたびお店にきてカレーを食べているとのこと。オーナーとしてというよりは、ただ「この味が食べたい」とのことらしい。もしかしたら、ある日ひょっこり南さんと一緒に厨房に立っているかも?
口の中で、甘みと辛みが交差するビッグウェーブを感じたい方は、一度行列に加わることをオススメする。
【大阪マドラスカレー】
住所:東京都港区赤坂3-14-8 赤坂相模屋ビル1F
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)