「歌で後押しできたらいいな」 足立佳奈が5thシングル『little flower』で見せた進化とは
19歳のシンガーソングライター・足立佳奈。彼女が5stシングル『little flower』に込めた思いを聞いてきた。
■反響を感じた楽曲
2曲目『ウタコク』は、高校生男女の恋愛を描いた『今日、好きになりました。』(AbemaTV)のテーマソングにも起用された楽曲。自身で作っていないが故の「気づき」があったのだとか。
足立:この曲は私自身が作詞作曲してないんです。歌詞は出演者が発した言葉だけで作られているので、今時の言葉「めっちゃ」とか「やばい」とかが入ってて…私だったら入れない、もっと具体化してしまうかも(笑)。
だから、「こんなにストレートに入れちゃって良いんだな」って新鮮な気持ちになったし、若い子がリアルに日常会話で使っている言葉だからこそ、より共感できる歌になってるんじゃないかな。
そのおかげか、実際に街で「あっウタコク歌ってる人だ!」って声かけてもらえたりして…反響を感じられた楽曲なんですよね。
https://www.youtube.com/watch?v=TsZuNW_GpMM
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■「歌で後押しできたら」
続く『WE CAN!』は『ジュビロ磐田』のシーズンソングに選ばれた楽曲であり、「まさにに応援歌」といったテイスト。
足立:実際に試合をスタジアムで見させてもらって、すごく感じるものがあったんです。その日、家に帰ってすぐに歌詞を書いてギターでメロディを作って…じつは1日で出来上がった曲で。
その思いが、サポーターの皆さんや選手の皆さんに伝わればいいなと思ってます。
そして、レコーディング楽曲のラストは、自身作詞作曲の『私へ。』。一番のサビ前までピアノのみ、後に伴奏が入ってくる構成は徐々に背中を押していくのを表現しているのだとか。
足立:いまの子達が何に悩んでいるのかなって思った時に、将来の不安だなって思って。明日の予定は分かっても、1ヶ月後2ヶ月後の予定はわからない…でも頑張らなくちゃいけない。
それに夢がなくて「何頑張っていいかわからない」っていう子もいる。そういう子たちに「歌で後押しできたらいいな」って思って作った曲です。