超人気声優・梶裕貴がコメディドラマに初挑戦 「絶対に観てほしいです」
言わずと知れた人気声優の梶裕貴がシチュエーション・コメディドラマ『遊戯みたいにいかない』に出演する。
2017年10月からHuluで配信され、そのあと日本テレビ系の深夜放送でも好評を博したシチュエーション・コメディドラマ『漫画みたいにいかない。』。その第2弾となる『遊戯(ゲーム)みたいにいかない』が4月より放送中。
そして、映像配信サービス「dTV」では限定エピソード2話を独占配信。しらべぇ取材班は今回、本作にゲストとして出演する声優の梶裕貴に、ドラマの見どころや裏話を聞いた。
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■台詞の量に圧倒された
梶は『進撃の巨人』や『七つの大罪』など数々の話題作に出演する、言わずと知れた超売れっ子声優だが、実写映画や舞台など俳優としても精力的に活動を行っている。しかし、今回の作品はほかのものとは少し勝手が違ったという。
梶:映像の作品への出演というのは、今までにも何度か経験させていただいたことがあるんですけど、今回はコメディーというジャンルで、舞台的要素もある作品。台本を見てみると、とにかく台詞量がすごくて。
リハーサルで初めて、スタッフさんや共演者の皆さんとお会いしたんですけど、「ゲストでここまで台詞量のある役って、今まであまりなかったと思うんですよね」というお話を聞いて…なんでそれが声優の僕だったんだろうなって(笑)
でも、たくさんの見せ場がある役をいただけたことはシンプルにありがたいなと思いました。台本をいただいてから2週間くらいですかね。声優の仕事を終えて家に帰って、台詞を覚えて、こういう動きをしたら面白いのかなと考える毎日を過ごしました。
撮影日を迎えて本番に臨んでいるときはものすごく楽しかったですし、終わってほっとしたのも鮮明に覚えていますね。
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■流れが止まってしまう緊張感
元々、『漫画みたいにいかない』の一視聴者だったという梶。実際に自分が出演することになって、作品の捉え方に変化はあったのだろうか。
梶:この作品に実際に出演させていただいて、あらためて舞台に近いような印象を受けました。一つのシーンを長回しで撮ることが多くて、基本的はカットがかからずに、台詞の応酬の中で物語が展開していく。
なので、自分が一つでも失敗すれば流れが止まってしまうという緊張感がありました。一人一人のキャラクターに個性があって、クセの強い部分があるので、その会話の積み重ねをちゃんと感じていかないと面白いものにはならないんだろうな、と。
完成されたチームワークの中に経験があまりない僕が入って、それを乱すわけにはいかない、というハードルはすごく感じていましたね。