お茶出しを「男性社員がしてはいけない理由」とは… 先輩の一言に唖然
「若い女子社員の担当」として割り当てられているという、来客時のお茶出し。あるとき、男性社員が手伝おうとしたら、先輩から耳を疑うひと言が…
いまだ女性従業員がするイメージの強い「来客時のお茶出し」。
『Yahoo知恵袋』にお茶出し業務に関するトピックが投稿され、投稿者が直面した出来事が物議を醸している。
■お茶出しは「若い女性社員の業務」
「これはパワハラかセクハラにならないんでしょうか」と切り出した投稿者。勤めている会社では「来客時や役員へのお茶出しは、女性社員がすること」と決められているのだそう。
あるとき、同期の男性社員がお茶出しを手伝おうとしたところ、先輩から「それは女性の担当業務だからいい」と言われてしまっていたという。
このことに投稿者は疑問を抱き、「おかしくないですか?」と意見を求めている。
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■「先輩の発言」を問題視する声
こちらのトピックには、「女性社員の仕事を男性社員が手伝うべきではない」という発言を問題視する声が多数寄せられている。
「来客が多いなどの理由で女性社員が手一杯なのに、男性上司が『これは女子の仕事』と手伝わせないことは問題であり、パワハラだと思います」
「『女性の淹れたお茶は旨い』といまだに思っている人が、令和にもなろうという時代にまだ多く存在するんですよね。性別に関係なく、お茶出しはAさんとBさんの担当と振り分けられればまだ納得もいくのでしょうが」
「おかしいです。うちは男性もお茶出しやりますし、淹れ方を教えます。男の淹れたお茶なんか飲めん! って人がいるんですかね。そんな人は飲まなきゃいいです」
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■「パワハラ」を受けていると感じる?
しらべぇ編集部が全国の20~60代の有識者の男女251名を対象に「職場でのパワハラ」について調査を実施したところ、全体で2割弱の人が「現在、職場で『パワハラを受けている』と感じる」と回答した。
「パワハラ」に悩んでいる人は決して少なくないようだ。
手一杯で困っている人を、周囲がフォローするのは当たり前のこと。新しい時代を迎え、差別的な役割分担が見直されることを願いたい。
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(文/しらべぇ編集部・あまぐりけいこ)
対象:全国20代~60代 男女社会人ユーザー 計251名