卓球部顧問に「殺すぞ」と言われた女子中学生が自殺 教育委は第三者委員会を設置へ
卓球部顧問が「殺すぞ」そして、女子生徒が自殺。教育委員会を取材した。
先月30日、茨城県高萩市の中学3年になる女子生徒が自殺した。その中学生が残したメモには、部活動の顧問の信じられない言動が書き記されていた。6日に記者会見を行った高萩市教育委員会を、しらべぇ編集部が直接取材した。
■保護者からの連絡で発覚
自殺した女子生徒が残していたメモは、保護者が発見。1日に校長に連絡したが、そこに記されていたのは彼女が所属していた卓球部の顧問による暴言の数々だった。
「いいかげんにしろ」「ばかやろう」「殴るぞ」「殺すぞ」など 、部活動とはいえ教育の現場で許されない言葉だ。顧問は、こうした暴言を部員全体に発していたという。また、部員の肩を小突いたり、道具を床に投げつけたりといった行為も。
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■今年3月に匿名の相談
女子生徒は、今年3月に部活動に出られなくなり、その直後、教育委員会に匿名の相談があった。教育委員会は、校長に事実関係の調査を依頼。顧問が不適切な指導を認めたために、校長が指導を行った。
女子生徒が自殺した後、父兄からの報告があったために、校長が顧問から事情を聞いた。顧問は、「3学期のスタート時には、不適切な指導は止めた」と答えているという。