『太鼓の達人』窃盗事件で少年3人が警察に出頭 その深層を関係各所を取材した
「太鼓の達人」窃盗事件の深層とは…関係各所を取材して分かったこととは。
■何とか変えたいという熱い想い
丹羽氏は、「この業界の悪しき泣き寝入り体質は、変えていかなければならないと思っている」と話す。
実際、この盗難による被害は計り知れない。壊されていた部品もあり、ゲーム機が元通りに復元できない可能性があるのだ。そして、繁盛期のゴールデンウィークに人気機種を全く稼働できなかった。
「この計り知れない損害を、少年たちや家族に民事で請求せざるを得ない」という。
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■非難の声集まる
ネットでは、犯人たちに対し非難の声が寄せられていた。
「好きだから、転売して、お金に変えたかったのは、充分、伝わったから、正直に、社会に叩かれてください」
「営業損益とその他営業妨害で、損害賠償請求も会社はしないとダメですね」
「3人もいて誰もやめようと言わなかったのか」
「バチが当たりましたね! ってなりそう」
■少年犯罪への処罰は軽い?
少年たちによる許されない行為。しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,537名に調査したところ、「少年犯罪の刑罰は軽すぎる」と考える人が、全体の63.9%に及んだ。
取材の最後に、丹羽氏は「ゲームセンターは、みんなが楽しめる場所。迷惑行為や犯罪行為は、絶対に止めてほしい」と訴えた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,537名(有効回答数)