5月としての歴代最高気温39.5℃を記録 死者も出て馬も悲鳴をあげた各地を取材
全国的に記録的な暑さに 各地を取材した結果…
各地で猛暑日を記録した、26日の日本列島。5月の歴代最高気温39.5℃を記録した北海道佐呂間町など、各地をしらべぇ取材班が直撃した。
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■北海道で特に猛烈な暑さ
中国大陸からの発達した空気が流れ込んだ北海道地方では、猛烈な暑さになった。北海道佐呂間町役場を取材したところ「外は真夏のような相当な暑さ」と日直の職員。
38.1℃を記録した帯広消防本部は「熱中症の救急搬送は13時現在は出ていない。しかし、防火服を着ている隊員は相当な暑さを感じることになる。ひとりあたりの活動時間を短縮させて交代で対応する」と回答。
帯広市民からは、「乾いた熱風が吹いている感じ。まるで砂漠のようだ」という声も。市内の緑ヶ丘公園のスタッフは取材に対して、「普段はジョギングをする市民が多いが、今日は控えているようだ」と答えた。
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■馬にとっても辛い
続いて帯広市にあるばんえい競馬を取材。現在土・日・月にナイター競馬を実施している。26日の暑さについて広報担当は「馬は暑さに弱い。今日は馬にとって辛いレースになる」と話した。15時05分に第1レースがスタートし、暑さの中でも約2,000名のファンが来場。
そして、気象庁の全国の926の観測地点中288地点で、5月の最高気温を記録した。各地で運動会も開催されたが、暑さのためプログラムを短縮した学校も。また、宮城県では熱中症で11人が搬送され、60代男性が熱中症とみられる症状で死亡している。