川崎登戸事件で「無敵の人」がトレンド入り 「犯人死亡」などと同時に
川崎市登戸新町で発生した、無差別刺傷事件を受け、ツイッター上では「無敵の人」がトレンド入り。
しらべぇ既報のとおり28日、神奈川県川崎市登戸新町の登戸第1公園付近のバス停で、児童などが刺される事件が発生。
これを受け、ツイッター上では「無敵の人」という言葉がトレンド入りしている。
■18人刺され、これまでに2人が死亡
事件は朝、午前7時40分頃に発生。「小学生4人以上が刺された」と同時43分に警察に、44分に消防に通報が入り、救急車8台を含む、消防車両19台が出動することに。
消防が11時半から行なった記者会見では、重傷6名(心肺停止3名うち2名死亡)、中等傷5名、軽傷5名の計19人が負傷したと発表。また、犯人とみられる男も死亡が確認された。
関連記事:一緒に酒を飲んでいた父子が一転… 突然の「おぞましい暴行」に悲鳴相次ぐ
■「無敵の人」がトレンド入り
この事件を受け、ツイッターでは「川崎の事件」「犯人死亡」「自分の首」などの言葉と同時に、「無敵の人」という言葉がトレンド入り。
これは「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」の創設者であるひろゆきが2008年頃に、自身のブログで発した言葉で、「失うものが何もない人間」を指すネットスラングだ。
社会的信用や財産、職業などを失わない結果、「無関係の人々を巻き込んで事件を起こすことに躊躇がない」などと、その精神状態が解説されることが多い。
2012年に発生した人気マンガ『黒子のバスケ』の作者・藤巻忠俊に対する脅迫事件で、犯人の男が公判で言及したことで、一気に広まった。
関連記事:家裁内で妻刺した男、犯行直後のある行動に戦慄 「意味がわからない…」
■動機の解明、難航必至か
報道によると、犯人の男は所持品などから、川崎市に住む51歳の男とみられているという。しかし、それ以上の情報はまだ判明していないのが実情であり、本人が死亡しているため、動機の解明も今後難航する可能性が高い。
なぜ、このような酷い事件が起こってしまったのか。ケガを負った人々の無事を祈るとともに、男がどんな人間で実際に「無敵の人」だったのか等、少しでもはやく真相が解明されるのを待ちたい。
・合わせて読みたい→妻を殴り、死なせた75歳男 警察に語った「まさかの動機」に絶句…
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)