「白いノートのまぶしさで目が痛くなる」 視覚過敏の症状を持つ高校生の願い
ツイッター上で、「白いノートをあまり使いたくない」と話すツイートが拡散されている。取材に対し赤裸々に想いを述べてくれた。
日常生活を送る中で、目の前にあるものはどのように見えているだろうか。視力が悪ければ遠くの物は見づらくなる。一方で、手元の文字が見えづらいと感じる人もいるだろう。
そんな中、ツイッター上で9日にふ〜ふさん(@fu_fu_zatta)が投稿した視覚をめぐる問題に注目が集まっている。
■目が痛くなることも
現在高校3年生だというふ~ふさんには視覚過敏の症状があり、白いノートをあまり使いたくない、と話す。ノートの白が光を反射して鉛筆の線が見えにくくなる、紙質が良いノートだときれいな白であることから目が痛くなることを理由に挙げている。
幼い頃から白い紙がまぶしいと感じていたふ~ふさん。「それが普通だと思ってたので我慢してなんとかしてきた」が、中学生の頃に見たテレビの番組で視覚過敏を紹介していたところ、当てはまる項目が多いことから視覚過敏を自覚したという。
「そこまで重度でも弱視でもなく、他の人より光刺激に過敏に反応してしまうだけ」と説明する。
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■ノートを扱う会社の人にメッセージ
そんなふ~ふさんを見ていた母親がある日、紙が緑色のカラーノートを買ってきてくれた。使ってみると、目が痛くならず、文字も見えやすいことからまとめ買い。順調に使っていたのだが、そのノートを売っていた店が高校に入ってから潰れてしまい、現在はストックを使う日々に。
以降、文具屋などで探すも、授業には使えないデザインの物ばかりで、適切なノートを見つけられずにおり、「もしもこのツイートをノートを取り扱っている会社の人が見てくれたなら、ぜひグリーンノートを販売してほしい」と願いツイート。
投稿は拡散され、11日16時時点で3万を超えるリツイートやいいねがつくほど注目を集めている。